母体の神秘5-4
タイトル:旦那超え(セックス回数)
タイトル名を目にして、ある意味で分かってはいた。
こういう事を続ければ、いずれ到達するであるという事も。
だけれど・・・
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!
「あっあぁぁん!うぅぅん!はぁぁぁっん!!」
「ふうぅ、ふぅっ、5回目!イクぞぉ!!」
この映像の日付の中で5回目の発射を宣言した竹太郎さんは
正常位で繋がったママの女の子の穴に、最後に一度深く挿入したあと
勢いよく肉棒を抜いた。
ズルルルッスポン!!
「あっあっあぁぁーーーーー・・・!」
深く突かれたあと一気に抜かれた衝撃で、ママが絶頂に達して仰け反ると
竹太郎さんもママの女穴から引き抜いた長物に被さっていた避妊具を外し
ひっくり返ったカエルみたいなポーズになっているママ目掛けて
松夫の兄弟遺伝子がたっぷり入った命の粘液を噴出した。
びるっ!びるびるびるーーー!
5回目とあって、やや勢いの衰えた発射ではあったが
逆にそれによってママの胸の谷間から
お臍の下の辺りまで命の粘液が満遍なく飛び散った。
「ふぅぅ・・気持ち良かったぜ?
智美相手になら何回だって出来るから不思議だ」
「あっ・・あっ・・」
胸を上下させながら、やっとの事で息を整えているママに向かって竹太郎さんは呟く。
「そういえば、これで旦那とのセックスの総回数も超えてしまったな」
「そんな・・こんな短期間で、そんな筈ない」
「いやいや、この前教えてくれた夫婦生活のペースだったら
今のでちょうど超えた筈だぜ、因みに旦那と一日でシタ最大回数はいくつだっけ?」
突拍子もない竹太郎さんの質問にママは
「ふぅ・・ふぅ・・新婚の時に・・3回・・」
うわ言のように呟いては、ハッとなった顔をした。
「はっはっは・・そうか、とっくに一日での回数は超えていたんだな?」
雄として勝利した事を知り、満足そうな面持ちになった竹太郎さんを見て
ママはまた揶揄われたと思ったのか苦笑いをしていた。
「本当に夜が駄目な旦那だな智美んところは!
こんないい女が女房でいたら、俺だったら今ごろ大家族を作っていたぞ?」
また例の如く俺のパパをディスる竹太郎さんだったが、
この時のママの反応には以前とは違う変化があった・・・
前ならすぐに頬を染めながら竹太郎さんの言葉を否定するのだけど
この日のママの様子は違っていた。
「本当はもう一人子供が欲しかったんだけど、
あの子が生まれてからは中々デキなくて・・」
少し虚ろな瞳をしながら語るママを見て、
俺はいつぞやの顕微鏡アプリで観た俺のパパの精子を思い出した。
疎らで元気の無い弱弱しい俺の本来の兄妹遺伝子達・・
俺は奇跡的にママの卵と出会うことが出来たから良かったけど
俺の下に兄妹が居ないのは作らなかったんじゃなくてデキなかったんだ・・・
真実を知ってしまった切なさで物悲しい気分になっていたその時
映像の向こうでママの話を聞いていた竹太郎さんが不意に
ママの身体に飛び散った自分の精液を指ですくい、
ママの女の子の穴の方へ近付けた。
「ちょ・・ちょっと竹さん、駄目よ!」
子供を産む穴へ竹太郎さんの遺伝子液を近付けられたママは
咄嗟に竹太郎さんの手首を掴んで抵抗した。
「今も・・旦那としてるんだろ? もし良かったら子作りの協力の一環で
智美に俺の強い種を提供しようと思ってさ・・」
「え、何怖い事を言ってるんですか! お互いに家庭があるんですよ?」
「智美は俺の子供がデキるのは嫌なのかい?」
竹太郎さんのあまりにも一方的な問いに対してママは
「そんな難しいこと考えさせないで下さい!」
とキッパリ言い放った。
(・・・・・・・)
俺は、ママのその返事に驚愕を禁じ得なかった。
(難しいこと・・?)
以前までなら、というか普通は
夫以外の男性の赤ちゃんを妊娠するのは
キッパリ嫌だと切り捨てるべきなんじゃないのか!?
今ママは間違いなく「難しいこと」と言っていた。
そんなの嫌だと一言はっきり言えば済む筈なのに、
そうしなかった・・・
難しいという言い方をしたという事は
もし万が一ママの卵に竹太郎さんの子種が辿り着いてしまう事態を
ママも想定した上で、それでもなお竹太郎さんと関係を持ってるという事なのか・・・
もう一度画面を覗き込むと
竹太郎さんの手を押し退けようとしたママによって
濃厚な遺伝子の粘液が付着した竹太郎さんの指が、
ママの女穴の入り口付近を囲む土手の部分に触れて
母肉の土手に生命の原液がべっちょり塗られた。
あと少しでママの膣内に入り損なった松夫の兄弟汁は
やはりどこか切なげに映り、
命の源がベッタリ付着したママの土手をツヤツヤと光らせていた。
俺はもうママは他人である竹太郎さんの遺伝子を、自分の遺伝子に近寄らせることへの
抵抗感が薄れてしまったのではないかと思うのと同時に、
ママの体がいよいよ自分の性的欲求を満足させ、喜びを与え続けてくれる優秀な雄との
繁殖行為に前向きになり始めたのではないかと考えて戦慄くのだった。