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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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覚醒、欲しがる未亡人 本間佳織F-5




時刻は十九時頃。
佳織の手元にあるスマートフォンのバイブレーションが震える。

連絡は岳からだった。
今日はそのまま、同期の家に泊まっていく……と。
佳織はそのことを言わないでおこう、と思い、スマートフォンをテーブルの上に伏せた。
このことを知らせたら、彼らは豹変してしまうのではないか、そう思ったからだった。
正直自宅で、そうした饗宴を行なうことに抵抗があった。
寝室で悠斗と愛を確かめあったり、隼人と体を重ねたりすることとは異なるーープレイだからだろうか。
自分の性的な趣味を、岳とのプライベートな空間に持ち込んではならない気がして、三人でそうしたことを行なうことだけは避けたかった。

「ーーん……ん」

移動の疲れからなのか、理央はテーブルに腕を突っ伏してまどろんでいる。

「酔っちゃったの?」

隣に座っていた佳織は理央の頭をそっと撫でる。

「本間さん……もっとよしよしして……僕本間さんに嫌われたくないよ……」

「何言ってるの、嫌いになんかならないよ」

ソファーにかけてあるひざ掛けを佳織が取って、理央にかけてやろうとすると、理央は絨毯の引いてある床へゴロン、と横たわってしまった。

「疲れてたのね……岳が帰ってきそうな時間までは寝かしときましょうか」

すーすー、と寝息を立てている理央の体に、ひざかけをかけた。
まどろむ意識の中で、佳織の香水の匂いが染み付いたひざかけは、理央にとってとても心地よかった。

座るスペースを理央に奪われた佳織は、隼人と少し距離を開けてソファーへと座る。

「ーー何で、嘘つくんです?」

唐突に、隼人が口を開いた。

「嘘、って?」

「岳くんから俺に連絡来てますよ。
今日同期の家に泊まるって。当然本間さんにも連絡来てるでしょう。今日、こんな風に家に入れといて……」

佳織はそれを聞いて、思わず後ずさりするような体勢になる。

「嫌になっちゃったんですか、俺のこと」

「何で?後輩なんだから、嫌になんか……なるわけ……」

「そういう意味で聞いてないですよ」

ギシッ、とソファーが軋む音。
隼人の体が、佳織へとにじり寄ってくる。

「嫌…?」

隼人は佳織の腕を引っ張り、その体を抱き寄せる。

「だっ……て、佐藤くん、寝てるし……二人の時とは違うでしょう…?」

「起きたら…理央にもしてもらえばいいじゃないですか」

「あの、あたし……二人とも好きだから……三人ですること自体が嫌なんじゃないの。場所の問題で……ここは岳との家だから……」

「なーるほど、じゃあやっぱり理央が言ったみたいに、理央が東京来た時にはコースに組み込んどかなきゃいけないですね。ホテルで、本間さんと俺らとの3P」

その言葉に、佳織の顔がかぁあっと熱くなる。


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