そして別れ-2
ある日曜日には指マンを経験する。
突き立てられた中指が膣の中に入ろうとしている瞬間、胸がドキドキした。恭子は未だオナニーはした事がない。指が自分の膣に入るのは初めての事だ。男に指を入れられると言う事がどんな感じなのか密かに興味があった。
「あん…」
ベッドに座り壁に背をつけM字開脚で指マンを受け入れる恭子。ペニス程の挿入顔はないが、やはり膣に何かが入って来る感覚はいやらしい気分になる。乳首を弄られて濡れた膣は滑らかに修のの指を迎え入れた。
「な、何か…エッチだね…」
照れ臭くなり修に話しかけた恭子。顔を赤らめ可愛らしく見える。
「ヌルヌルだ、恭子のマンコ」
「ヤダァ…」
何回聞いても卑猥な言葉だと思った。だが指を入れてみようかと言われた時にはまた自分の知らない事を体験するんだと思うと何かを期待してしまう自分に気づいていた。
中指を全部突っ込み、ゆっくりと掻き回す修。
「ああん、何か変な感じ…」
ペニスでは得られない感触にじんわりとした快感を得る。
「でも気持ちいい…」
指を咥えて恥じらいながらそう言った。
「恭子、Gスポットって知ってる?」
「え?わ、わからないよぅ…。」
「じゃあ教えてあげる…」
おさは膣の天井にあるザラザラした部分に中指の腹を当てる。
「んっ…!」
触れた瞬間、一瞬にして力が抜けそうになる。
「な、何、これ…。あっ、あっ…」
ゆっくりとザラザラを撫で回す修に下腹部がビクンと反応する。
「ここ、刺激すると女は超気持ちいいんだよ?やってみていい?」
「う、うん…」
怖かったが興味津々だった。まだ自分の知らない機能が体にある事にワクワクしてしまう。
「ほら…」
指の動きを早めてザラザラを摩擦する修。
「あっああん…!」
脳天直下の衝撃的な快感に思わず目を閉じ顎を上げて喘ぐ恭子。
「な、何これ…。ハァハァ、ハァハァ…」
だが先日のセックスでこの快感を感じた気がした。
「この部分がGスポットって言って、ここを刺激すると女はイッたり潮吹いたりするんだよ?」
「し、潮を吹くって…?」
「それは後で教えてあげるよ。実技で、ね!」
「実技…」
妙にいやらしく聞こえた。
「ヤッてるとき、ここにチンポが擦れて気持ちいいでしょ?」
「あっ、うん…。あの気持ち良さはオチンチンがそこに擦れるから気持ちいいんだ…。」
「そうだね。」
またセックスのベールが一枚剥がれたような気がした。