念願の彼女-2
恭子は一生記憶に残るであろう処女喪失の瞬間を実感する余裕すらないぐらいの激痛に苦しむ。まるで股間に無理矢理杭を打ち込まれたかのような、激痛を伴う異物感に、こんなに痛いならもうしたくない、そう思う程苦しんでいた。
(ハァァ、今瀬の中に入ってる…)
それだけで幸せな修。処女の締まりの良い膣に身震いしそうだ。
(って、ヤバ…、今瀬を気にかけなきゃ。)
激痛に苦しむ恭子に気遣いの言葉を呟く。
「今瀬、大丈夫?」
見た感じ全然大丈夫ではないが、優しく言った。
大丈夫…と言いたかったが、その言葉が出て来ない。
「痛た…い…、んんん…」
うっすらと涙を浮かべていた。さすがに可哀想になる修。
「止めようか…?」
と、心にもない言葉を口にする。
「…」
やめないで、そう言いたいが、すんなり出て来ない。
「今瀬…」
恭子は涙目で修に言う。
「止め…ないで…。最後まで…お願い…」
止めたらきっと後悔すると思った恭子はそう言って修の体にしがみつき強く抱きしめる。
「今瀬…。」
修は恭子を気にしながらゆっくりと腰を振り始める。
「ああ…、ああ…、ああ…」
恭子の声は喘ぎではなく激痛による呻きだった。恭子は強く強く修の体にしがみつき激痛に耐える。
(さすがに可哀想だな…。でもこの締まり…、きっと早く出ちゃうから我慢してもらおう。)
激痛に見舞われる恭子に対して処女の締まりの良い膣に嬉しい悲鳴をあげるペニスは、すぐイッてしまうような気がした。ゆっくりとした挿入はむしろ恭子の中の感触を確かめるかのようなじんわりとした快感を修に与える。
(こりゃまた気持ちいいわー。このマンコとのセックスライフが今から始まるんかー。最高。今瀬とは何回ヤれるかな…。週3として1ヶ月で12回として卒業まで9ヶ月…100回は出来る計算か…。今瀬と100回もセックス出来る…たまんね!)
心配そうな顔をしてそんな事を考えていた。
(でもそのまま今瀬と付き合って結婚する可能性もあるな。そしたら今瀬は俺しか知らない女になるのか。まさに俺のモノ…。それもいいな。)
新たな人生、恭子と共に過ごすのもいいかなと思っていた。
そんな間にも、恭子は、
(痛い…、痛い…、死んじゃう…)
と、ずっと貫通の痛みに苦しんでいた。早く終わって欲しい…、そう願い続けていた。