幼馴染み、鮮血のちぎり-6
6.
二人の吐く息で、窓ガラスは曇りガラスのように不透明になっている。外の景色は全く見えなくなった。海岸の崖縁に停めてあるので、近ずく人もいない。
健二はドレスの胸元を開いて乳房を握った。裾から乳首に揉み上げていく。
ふううぅっ
道子の唇が震えている。健二は唇を合わせて、舌を差し込んだ。道子の舌が絡んでくる。
ドレスの裾から手を差し込む。腿に沿って股間を探り、パンティの裾から指を這いこませる。指先に触れる割れ目はしとどに濡れて、クリトリスまで指先を誘う。
「ここじゃ狭いから、後ろに移ろう、僕が先に行ってているから、パンティを脱いで、座席の間から後ろに来てくれ」
座席の間から乗り出す道子の身体を、健二は後ろの座席で受け止めた。頭をドアに持たせて、ドレスをめくり股間に顔を突っ込んだ。クリトリスを吸い、割れ目に舌を延ばす。愛液が舌に絡み、淫靡な香りが鼻を包む。男根は、いやが上にも剛直してズボンを押し上げる。
バンドを緩め、ズボンを押し下げる。解放された肉棒がビンと跳ね上がる。舌がクリトリスを舐め、割れ目を舐め降ろし、膣口に差し込まれると道子の腰がブルっと震えた。
乳房を揉み上げながら、舌を割れ目に沿って舐め上げ舐め下げ、クリトリスを甘噛みする。
「健ちゃん〜けんちゃん〜入れて〜いれてえっ」
太股の間に割り込ませた腰を摺り寄せ、亀頭を膣口に合わせる。愛液の溢れる膣口に、亀頭を合わせ、腰を煽るとヌルヌルヌルと男根は膣に吸い込まれた。
「ああっ〜イイっ〜イイよ〜道子」
「イイの〜イイのよ〜健ちゃん〜これがあなたなのね」
抽送の度に、健二と道子のヨガリ声が車に満ちた。
「道子、愛してる、愛してるよ」
「健ちゃん、好きよ、ずっと好きだったのよ」
「子宮が〜子宮が降りてきた〜いこう〜イコウ〜一緒にイコウっ」
「最高ぅ〜けんちゃん〜一緒に〜一緒に〜っ」