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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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婚外恋愛 (3) / 番外編:美魔女グランプリ・ネットの反応(前編)-4

## 番外編:美魔女グランプリ・ネットの反応(前編)

「これはゆきさん一択でしょ」
「清楚な美魔女、最高」
「ほんとに三十九?」
「スタイルいいなぁ、羨ましい」

 ネットに、私に関するコメントが次々書き込まれている。見ないようにしようと思っていたが、やはり気になってしまうし、好意的な反応はやはり嬉しい。
 ゆきはベッドに寝転がりながらスマホをぽちぽち操作し、エゴサーチに勤しんでいる。今日から「美魔女グランプリ」の三次審査となるネット投票がスタートしたのだ。

「ゆきさん可愛すぎる」
「美人さんやなあ」
「女子アナかと思ったら違った」
「同じワーママとして憧れちゃいます!」

 自分への称賛が溢れていてこそばゆい。他の出場者と比べても、たぶん、私へのコメントが一番多い。いや今のは少し控えめな表現。どうみても私が断トツ一位の人気、だと思う。投票サイトでもぐんぐん票が伸びている。
 コンテストは当初気が進まなかった。FくんやWさんに説得され、華子や真由、麗美など多くの同僚にもおすすめされてエントリーしたが、こうして皆が自分の容姿を褒めてくれるのを目にすると、参加してよかったのかなと少しほっとする。

「ゆき、なに見てんの?」

 後ろから、夫に突然声をかけられびくりとする。慌ててアプリを切り替えたものの、エゴサーチでにやにやしているところを見られてしまったか。
「パ、パパ。どうしたの?」
「なんか慌ててない? 顔もなんかにやついてるぞ」
 という夫の顔もにやついている。あぁ、これはやはりバレている。悪いことをしているわけじゃないのに、恥ずかしい。
「べ、別に慌ててませんしにやついてもいませんけど」
「ゆきがですます調になるときは、やましいとき。分かりやす」
 私の手からスマホをひょいと取り上げ、アプリ履歴をチェックしはじめる夫。
「ちょっと! 勝手に見ないでよ!」
「なになに? 『ゆきさんの可愛さ、国宝級です!』『私もこんな女性になりたい』『美人で頭も良くて一流企業、人生イージーモードやな』」
「ちょっと! いちいち読み上げなくていいから!」
「『子育ても仕事も頑張ってて偉い』『照れてて可愛い』『こんな美人さんなのにすれてなさそう』『性格の良さが表情に滲み出てますね』『なんだただの美人か』」
「ねぇ、パパぁーー。ごめんなさい。エゴサーチしてましたごめんなさい。恥ずかしいからもうやめてー!」
「ごめんごめん。ネットニュースのコメント欄、SNSの「#美魔女」ハッシュタグ、美魔女公式、あらゆるサイトをくまなくエゴサしてるとこ邪魔してごめんね」
 ぜんぜんごめんの顔をしていない。
「がっつりエゴサして、にやにやお楽しみのところ、邪魔をしてしまって本当に申し訳ない」
「もうー! わざと嫌なこと言って虐めてるでしょー! パパ嫌い!」

 夫が後ろからぴとってくっついてきて、私を抱きしめた。嫌いと言った手前イヤイヤをするが、「俺もゆきが一番可愛いと思う」「自慢の奥さんがみんなに褒められて俺も嬉しい」なんて言われたら、私も嬉しくなってしまうではないか。
 夫が私のお尻に股間をぐりぐり押し付けてくる。

「なにパパ? 固くなってない?」
「だめ?」
「エッチ」
「エッチはだめ?」
「別にいいけど。私が褒められると固くなるの?」
「そうだけど」
 可愛い人。なんて油断してたら、パジャマのズボンとショーツをするりと脱がされた。下半身の肌が直接触れ合う。
「えぇ? ちょっと! なんでパパもう脱いでるの?」
「だめ?」
「別にいいけど」
 夫のおちんちんが私のお尻の割れ目に挟まれピクピク動いている。やっぱり可愛い。そして少しドキドキする。
「さっきまでここ見ててさ。ほら、こっちもめちゃくちゃ盛り上がってるぞ」

 夫が巨大掲示板の私のスレッドを見せてきた。苦手なサイトだ。なぜ一般人の私なんかの専用スレッドがあるのだろう。この掲示板に書き込まれた内容は、まとめブログやまとめ動画に転載され、あっという間にネットに拡散するから大嫌い。

「その掲示板、下品でやだ。ちょっと怖いし」
「怖がらなくていいよ。ほら、悪いことなんか何も書いてない」

 なおも私に見せつけようとしてくるので、夫の手を払いのける。が、代わりにおちんちんが入ってきた。

「ぁん……もう……」
「うわ……ゆきだってもう濡れ濡れじゃん」
「知らない……」
「うわぁ……やば……どんどん溢れてくる」
「だめなの……?」
「いいよ、全然いい!」
「ぁ……! んん……っ」

 夫がゆっくりと腰を使いはじめる。小さいし奥まで全然届かないけれど、固くて元気なおちんちん。先っぽの張り出した部分を精一杯膨らませ、私のおまんこの中の柔らかな部分をぎゅうぎゅうに押し潰してくれる。
 それになんでだろう。夫のおちんちんて、他のどのおちんちんよりも熱い気がする。これを挿れられると、私の下腹部はきゅんと音を立て、身体の芯からとろとろの液体が溢れ出る。

「ゆきのまんこ熱っ……!」
 夫はいつもこう言うけれど、それはこっちのセリフ。
「ん……ぁ……。こ……こんなサイトでおちんちん固くするなんて。そんな夫ってどうなの……」
「だってみんなゆきのこと絶賛しててさ。大興奮」
「もう……ぁ……そこ……気持ちいい……」
「ゆきにもぜひ見せてあげたい」
「嫌なことだって書かれてるでしょう? 見たくないなぁ、そんなの……ぁふん! ゃだ、変な声出ちゃった……うふふ」
 おしゃべりの途中で変な喘ぎ声が出ちゃうのは、ちょっと恥ずかしい。
「見るの嫌なら読んであげよっか?」
「んーー。じゃあ、いいやつだけ読んで」
「オッケー。ま、いいことしか書いてないけどね」

 夫は私の中に挿入したまま、巨大掲示板の書き込みを読み上げ始めた。


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