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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記(32)-2


「お前の気持ちは、分からないわけでもないが、本当に大丈夫なのか?」

「はい、こちらに来る前から、そんなことも考えていましたが、
今日、ご主人様に調教していただいて、初めてその気持ちが強くなりました」

「それは、分かったが、旦那の方は大丈夫か?」
「はい、今すぐにとはいきませんが、いずれ前から考えていたことですし」
「なるほど、そう言うことか……」

その時の、俺の気持ちは複雑だった。
本当は喜んでいいはずなのに、
今の俺は、彼女の家の事情のことなど想像することは出来ない。
ただ、それが普通ではないと感じてはいたが……。

「分かった、それはお前自身の事だから、それをお前に任せる。
しかし娘はどうするのかな?」

「はい、私と娘は姉妹のようですから大丈夫です。娘も私の味方ですから」
「分かった……それでもし、何か俺にして欲しいことがあったら遠慮する事は無い」
「はい、ありがとうございます、それで気持ちが吹っ切れました、これも……」

美佐恵はその心を俺に告白してほっとしたのか、又泣いた。
よく泣く女だ。
俺は思った(この女は素直な女なのだな)と。

そのあと、一ヶ月ほどして美佐恵は離婚をして娘と、
俺が用意したマンションに住まわせている。


それは簡単ではなく、
怒り狂った美佐恵の夫は、美佐恵を殴り蹴り上げたらしい。

耐えられたのは、俺の愛奴になれるという決意があったからだと、
美佐恵は後で俺に言った。
その後で、俺が美佐恵に逢ったとき、目の下が腫れていたが
それを化粧で隠しているのが痛々しかった。

俺は調教で女を痛めることはあるが、それは暴力では無い。
お互いを信じ、信頼することで行う行為だからである。


当然、一緒に住む娘も母親が離婚して、俺の愛奴になったと言うことを
知らないわけがない。
いずれ、その母親に似て美しい娘のことも話そうと思う。

さて、美佐恵への調教が終わったわけではない。
少し落ち着いた美佐恵に俺は言った。

「さっき、俺はお前の背中とケツをバラ鞭で叩いたよな」
「はい、していただきました」
「今から、もっと痛いことをさせるつもりだが、大丈夫か?」

「いえ、ご主人様 、愛奴にしていただきましたので、美佐恵はご主人様 に従います」
「よし、それでこそ愛奴に相応しく女になったな、美佐恵」

そう言って俺が笑うと、美佐恵は嬉しそうだった。
しかし、俺の調教はそんなには甘くはない。




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