覚醒、欲しがる未亡人 本間佳織③-3
「ここ……どうなってんの…？」
男は辛抱たまらずに、佳織のショーツのクロッチの隙間から、指を差し入れる。
「はっ、う……」
痴漢に厚めのクレバスを撫でられた瞬間、ばちんっと佳織の視界が明滅する。
ぬるり、とした感触が、男の指にまとわりついて、男は佳織の体を抱きしめている左手に、さらに力を入れた。
（何で……こんなに濡れてるの……嫌…！）
「ここは…？」
男は、体液で濡れた指を佳織の一番敏感な部分へとずらす。
そして、ゆっくりと撫でていく。
「や、んん…ん…！！」
クロッチの隙間から佳織のアンダーヘアと、クレバスは丸見えだ。
佳織の隣に立つ男は息を荒くさせ、この後どうなるのかから目が離せなかった。
「はっ…はぁ…んん、んっ」
周りに気づかれたくないせいで、佳織は抵抗の声を上げることができない。
目に涙を溜めて、歯を食いしばり、胃の痛みを感じつつも、ゴツゴツしているくせに下半身を優しく撫でるその指に身を任せてしまっている。
指で撫でられるごとに、自身のそこは固くなり、まるで早く射精することを望む男根のように、パンパンに腫れてしまっていた。
「ここ…すごいよ、とろとろで、固くて…はぁっ…はぁ…」
粘着質な、耳障りな声が、佳織の耳の中を蹂躙する。
「チ×ポ欲しくなっちゃってるだろ…痴漢されて…」
痴漢は、佳織が抵抗せず、こんなにも秘部をとろとろにさせているゆえにその耳元で好き勝手なことを囁く。
佳織はその囁きに、首を左右に振る事しかできなかった。
痴漢は、腹を抱きとめている手を、スカートの中に仕舞われているカットソーへとずらして、布を引き抜くと、佳織のカットソーの中へと手を侵入させる。
佳織は、下半身に身につけているいやらしい下着とは裏腹に、胸にはベージュのノンワイヤーの、スポーツタイプの下着をつけていた。
ゆえに、ホックなどを外さずとも下側から手を差し入れれば、簡単に柔らかな胸に到達してしまう。
「んっ、んんっ」
ふにふにと、痴漢の左手は佳織の左胸を揉みしだく。
さらには人差し指で、佳織の黒ずんだそこを弾き出した。
「とろとろのクリいじられながら、乳首コリコリされて、どんな気持ちなのかな？」
「や、…やです…」
ぐちゅぐちゅと、痴漢にいじられている下半身の水音が、佳織の耳元にまで聞こえてきた。
「こんなにクリがコリコリ固くなってて、びちゃびちゃなのに？」
中指が円を描くスピードが、だんだんと速くなっていく。
「んっ、んんっんっ」