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「天才少年」
【熟女/人妻 官能小説】

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A油断-1

翌月の作業は池の清掃のため遅くなってしまった。
薄暗くなった庭先から声を掛けたが返答はなく和樹は寝室に向かった。
ノックしたが室内からの返答も無く留守だと思いドアーを開けた。
「あっ、ご,御免なさい。」急いでドアーを閉め庭先へ逃げ戻った。
親方や先輩たちはもう帰って誰もいなかったが少年はそこでじっと待った。
やがて縁側のガラス戸が静かに開き美貌の奥様が現れた。
「見られてしまったようね。はっきり見たの?全部見えたの?」
「あっはい。すみません。ノックはしたんですけど。みっ、見てません。何も見てません。」
ガタガタ震えながら額の汗をぬぐった。
「じゃ、どうして私の目を見て話さないの。どうしてそんなに怯えているの。」
すべて高島綾子の油断から生じた事だった。
植木職人は明るい間しか作業は出来ない。
お手伝いの雅子もさっき屋敷中を施錠して帰宅した。
夫と秘書は九州へ出張している。
この広い屋敷に今は綾子一人だと勘違いしていたのだ。
だからシャワーを浴びた後もバスタオルを巻いただけで寝室まで移動していた。
乾燥肌の綾子には入浴後の保湿クリームは必需品だった。
全身に塗布しマッサージぎみに手の平が行き来する。
もちろん全裸だ。
手の平が胸に達した時、乳首がたち始め長い間の孤閨の寂しさがあふれだす。
結婚してから夫のEDを知った。
綾子は結婚詐欺にあったような気持ちにさせられたが黙って我慢した。
次回衆院選に出馬することが決まっている夫に悪いイメージを与えないため、
そして綾子自身のキャラがスキャンダルに弱い事を知っていたからだ。
やがて指は乳首から下半身に移動し嫌らしい音を立てている。
テレビでAVを見ながらの全裸のオナニーが始まる。
感極まってボードの引き出しに手が伸びる。
そして達する寸前にドアーが開いたのだ。
絶頂寸前の肉体は静止することを許さなかった。
歓喜の泣き声とともに震える全身を見られたのだ。
もちろん綾子の亀裂に刺さった肉太のバイブも見られたはずだ。
「口止め料よ。」少年は辞退したが無理やり10万円を握らせた。
押し問答の後無理やりポケットに押し込み帰宅させた。
が、翌日この少年は金を返しに来た。
「えっ、どうして。10万円じゃ不足なの。受け取ってくれないと私不安で何にもできないわ。」
「しよっ、しょっ、正直に言います。嫌らしい綾子さんをみっ、見てしまいました。でも誰にもしゃべりません。
あなたの大ファンのぼっ僕が綾子さんを困らせるような事をするわけがありません。」
そこまで一気に喋って額の汗を拭きながら肩で大きく息をしている。
「わかったわ。お金で解決しようとした私が悪かったわ。
でもファンだからといってサイン色紙で済ませられるような問題じゃないし、困ったわね。
何か欲しいものある?」
「あっ,はい。でっ、でも・・・・・・・」
「そのウジウジするのが良くない、男らしくはっきりしなさいって教えたでしょ。」
「あっ、はい。でっ、でも・・・・・・・怒られそうな気がして・・・・・・」
「この件は私の方から君に口止めをお願いする立場なのだから怒るわけないでしょ。」
少年のそわそわはさらに激しくなり無言が続く。
綾子の苛立ちを感じて少年は重い口を開いた。
「ぼ、僕の初めての・・・・・・・・・・・下さい。」
「何?よく聞こえないわ。」
大きな声で叫ぶように言った。
「ぼっ、僕の筆おろしをして下さい。」
言った後、うつむいて震えている。
「わたし初めての男の子との経験はないしそれは無理よ。」
童貞との経験がないからという断り文句に少年の顔が輝いた。
(セックスしてもいいけど童貞くんとのセックスに自信がないわ)
少年はそう解釈したのだ。
「だっ、駄目なら駄目とはっきりおっしゃって下さい。あきらめて帰ります。」
このまま帰してもこの子は人に喋ったりしないだろうという思いはあった。
でも万一「あの清純で貞節な高島綾子がぶっといバイブを突っ込んでヨガっていた。」
なんて喋られたらえらい事になってしまう。
誰も植木職人の気弱な少年の言うことなど信用する筈はないと思いながらも不安がついて回る。
「わかったわ。でも条件があるわ。キスは駄目。君の方から私の身体に触れるのも駄目。
射精したらおしまい。誰にも喋らない事。そして今回一度だけで終わり。どうこの条件でいい?」
「あっはい。ありがとうございます。」満面の笑みで顔が輝く。
「幸い今日も屋敷には誰もいないからすぐにシャワーを浴びてきなさい。」


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