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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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覚醒、欲しがる未亡人 本間佳織@-3

唐突に理央に謝られて、佳織はどう反応していいかわからなかった。

「僕の上司があんなことを……ちょっと、評判悪いんです。酔うと、その……意図的に飲み会の終わり間際に触って、相手に短時間ならって我慢させて、なかったことにしちゃうというか……。
それと、僕に話しかけられたくなかったと思うんです。
本当にごめんなさい。でも、席が隣だったから、気になってて。どう止めていいかわからなかったから、声を掛けてしまいました」

「あ、あの……謝って欲しいわけじゃないの。助けてくれてありがとうって言いたくて」

理央はやはり、意図的に佳織に話しかけないようにしていたようだ。
さらに今日の彼の行動は、周囲に異変を気づかれたくない佳織を気遣ってのことだ。
佳織は以前から理央の仕事ぶりを評価こそしていたものの、どこか子供っぽい理央の別の一面を見た気がした。

「僕のこと、嫌いじゃない?」

佳織がそう思った矢先、そんな風に自身の武器を使って、くりくりとした目で佳織を見つめる。
先日のことを踏まえて、それはずるい、佳織は率直にそう思った。

「そ、そんなこと聞かれても……嫌いとか言えないでしょ……」

「そうですよね、じゃあ聞き方変える。僕、本間さんと二人ならこの後飲みたいんだけど……本間さんは嫌?」

「えっ……あたしと……?」

つい、先日の饗宴を思い出してしまう。
隼人と理央に身体中をまさぐられ、脳裏に悠斗のことを思い出しつつ、抗えないという葛藤。
そして状況に流されて、二人に見られつつ行なう恥辱的なセックス。

その葛藤と、恥辱をも超えて、二人の愛撫によって、子宮から脳へと快感がかけぬけていって達してしまうーー

かぁあっと顔が赤くなり、体温が上昇する。

「だ…ダメ……二人でなんて本当に……。この間、何したかわかってて言ってるならやめて頂戴」

「ご、ごめんなさい。僕、本間さんには嫌われたくないから…変なことはしない。信じてとか言っても無理だと思うんだけど」

「き、嫌われたくない……?」

「そうだよ。僕、さっきも言ったけど本間さんのこと大好きなんだもん。嫌われるのやだ」

理央は、まるで叱られた子犬のように項垂れている。

「子供みたいなこと言って、困らせないの。……本当に何もしない?体に触ったり…変なこと言ったりして、あたしのことからかわない?」

「もちろんです」

理央はにかっと八重歯を出して笑い、敬礼のようなポーズを取る。

「今日、本間さんに会えて嬉しい。社員研修、来てよかった」





理央は東京本社のある研修会場から隣駅の場所にホテルを取っていた。
佳織は他の社員に理央といるところを見られたくないと言い、タクシーで隣駅まで移動した。
さらには、理央の泊まるホテルで飲まないか、と提案したのだ。

「え……僕の部屋…?僕はいいけど……本間さん、いいの?」

「なんにもしないんでしょ、じゃあどこで飲んでも一緒じゃない。佐藤くん他の女の子から誘われてるのに、あたしと飲んでるの見つかったら良くないでしょう」


コンビニで飲み物を買い込み、フロントで鍵を受け取ると、エレベーターに乗り込む。
この二人きりの空間でさえ、理央にとっては非日常的なものだった。
古いエレベーターのにおいに混じり、呼気から感じ取れるアルコールの香りと、佳織が身につけるほのかな香水の香り。


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