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義母
【義父/義母 官能小説】

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理性の喪失-1

(なにっ え〜っ)。亮介はうろたえて差し込んでいた手を慌てて引き抜いた。生まれて初めて女性の乳房の柔らかさに接したからだ。考えてみれば亮介は生まれてこの方、女性の体に触れたことが無かったので当然と言えば当然である。このような起こし方をすれば乳房を掴む形になることを経験のない恭介には瞬時には判断できなかったのだ。薄いワンピース越しに両掌に伝わるマシュマロのように柔らかく温かい乳房の感触は亮介の理性を一瞬で吹っ飛ばした。思考が停止した。

 抑えに抑えてきた、溜めに溜めてきたどろどろとした欲望が一気に覚醒した。狂おしいほどの性への渇望が充満した頭の片隅で、診療中は絶対に誰も3階に上がって来ないということを認識する冷静な自分がいた。(あと3時間くらいは誰も来ない!)。恭介の頭は一瞬で判断した。


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