社内秘 飯塚冴子②-5
次第に、とろとろとした体液の感触が悠斗の指に感じられる。
悠斗は何も聞かなかった。
今まで冴子には散々甘えてきたのだから。
「して、門井くん」
「はい……」
ゆっくりと、指を中に侵入させて、熱いそこを撫でる。
「ん、んんっ…。気持ちいい…。キスしてもいい…？」
悠斗はその言葉に応えるように、唇を重ねる。
冴子の舌がゆっくりと、悠斗の唇の中に入ってきた。
お互い舌を味わうように、優しく舌を絡め合う。
「優しい門井くん、好き…。佳織さんにはこんなに優しいの…？」
「いつも、他の人のこと聞かないでって言うじゃないですか。恥ずかしいです」
「ふふ、そうだった……」
再びキスをされる。
甘美な吐息が唇の隙間から漏れてはいるが、普段の冴子とは異なって、相手を興奮に導くために、自身を狡猾にいやらしく見せようという余裕はないようだった。
ただきっと、誰かに甘えたいのだろう、悠斗はそう思った。
「門井くん……が優しいから、中がびくびくしちゃう。イカせてくれる…？」
「わかりました」
冴子のTシャツをたくしあげると人差し指で胸の頂きを弾き、腟内を撫でる強度を微妙に強くする。
「あ、ん…。だ、め……それ……門井くん…ん、んんっ。は、ずっと撫でられてたから、おかしいっ…、びくびくする」
「本当だ、締め付けてくる」
「い、いっちゃうよ……ん、んん」
ぎゅうぅ、と指を締め付けて冴子の体が小刻みに震える。
中からとろとろとした体液がさらに溢れて、悠斗のペニスを受け入れたいと言っているようだった。
「気持ちいい…」
悠斗は指を入れたまま、動かさずにいると、冴子は悠斗の顎から首筋にかけて、ゆっくりとキスをする。
「門井くん…、あたしの舐めて欲しい……たくさんして…？」
冴子は自ら下着とスエットをおろして、悠斗を誘う。
布団をめくり、悠斗は冴子の秘部に唇を寄せた。
「あ、…ん……」
毛の生えてないクレバスの際を、舌の腹で舌から上へと何度も舐め上げて、ゆっくりとクレバスを開く。
そして開いた状態で、中を何度も何度も舐め上げる。
「は、っ…ぁ、や、…なんか、恥ずかしい、それっ…そ、そんな全部っ…ん」
冴子は口を手で塞いで、腰をびくびくと震わせる。
悠斗は下から上へと何度も舐め上げて、全体を愛撫していく。
「飯塚さん、可愛い……」