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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第6章-3

「はーい、先生。そこまでは理解していまーす」
と身体がはち切れそうで、肉感的な紗理奈が可愛い声で言った。

「それはよかったね、そのボインの子の名前は?」
と私は彼女に言った。
「わたしは紗理奈といいますが、あのボインってなんですかぁ?」
と彼女が言うと皆が笑った。

「まあ、今はあまり使われない言葉ですが、貴女のように胸が大きいことを言います。
今の言葉で言えば巨乳や爆乳ってことかな、昔、流行った言葉だよ、紗理奈ちゃん」

「へえ、そうなんですか、先生はなんでもご存じですねぇ。あの先生は
そのボインの女の子がお好きですかぁ?」
と返してきた。
「とっても好きですねえ」
と私は胸の前に両手を広げて乳房を上げる仕草をした。

「いやーん、先生」
と紗理奈がいうとどっと笑いが弾けた。
(良い雰囲気になってきたぞ)と私はほくそ笑んでいた。

「では、真面目にお話ししましょう……皆さんはもう、
その意味は理解しているようですので分かり易く言うと。
この関係は大昔の頃から存在していました。
当時の人類は集団が小さいために近親での交配が一般的であったり、
また西洋の王家でも頻繁に行われていました。
古代エジプトやローマ帝国などは王位継承を巡って行われていたんですよね。

その頃の絵画ではエロチックな絵が残っていますね。
更に言えば、我が国で言えば、
例えば源氏物語の光源氏と藤壺のを近親相姦という人もいますが、
それは違うようですが、この時代には近親相姦でなく近親婚は沢山あったようです。
その他にもこの手の話題は豊富で色々な諸説があります、
わかりましたか、紗理奈ちゃん」

「うーん、色々あって頭がまわりませーん」
彼女が戯けていうと皆が笑った。

「あの、せんせぇ。難しいお話しはそれくらいで、男女のお話が聞きたいですぅ」
そう言ったのはモデルタイプの彩名だった。
彼女は初めの時に,自分から自己紹介をしたのを私は憶えていた。
そのとき私は礼儀正しい娘だと思った。

「せんせぇ」という言葉は紗理奈を真似したらしい。
まことに彼女達は可愛いと私は思うのだ。
しかし、その質問は次第にエロスに近づいてくるようだ。
これが彼女達の本質なのか……。

「分かりました、彩名ちゃんだね。具体的には?」
「ええと、あの性欲ってなんで起こるのでしょうか?」

ハイソな顔立ちをしている彼女達の質問はバラエティに富んでいた。

普段言えないことでも、
こういう場があれば素直な気持ちになってくるのだろう。

「では聞きますが、彩名ちゃん」
「あぁ、はい?」
彼女も私に逆質問をされて身構えていた。



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