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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第6章-2

「君は、その近親相姦ということに、どんなイメージを持っていますか?」

「ええと……あの、いけないことだと思います。
だって近親者と性行為をするのでしょう。
わたし、そう言うのなんと無くですが、苦手というか……」

「そうですね。そういう関係にある人達ですが、おおっぴらに言えませんよね、
マナミさん」

「あん、はい」
彼女は目を丸くしているが、その顔はまだあどけなさが残っていた。

「では、准教授の奥様を前にして,言うのも何ですが、マナミさんからの質問ですので」
私はチラリと青柳氏の妻女の真梨子をみた。

私に視線を向けられて、彼女は少しはにかみながら
「あの、先生、わたくしもそういうテーマに興味がありますの、知りたいです」
「そうですか、分かりました」
「そうよね、皆さん」

真梨子は取り出したハンカチで額の汗を拭っていた。
彼女は少し興奮してきたのか……。
私に指摘されたことが恥ずかしいのか、なぜかこの美しい彼女に興味がある。

それというのも,今までの私の性的な講義を聞きながら、
何かを感じてくれたのかもしれない。
私はこの美しい彼女を意識しながら,彼女がどう反応するのか興味を持った。

「では、親近相姦とは、近親者で性的な関係になることです。
例えば父親と娘、母親と息子、或いは兄と妹、その逆で姉と弟、その他にもありますよね、
分かるかなマナミさん」

私にそう言われて、マナミは少し緊張したようで,少し考えながら
「はい、分かりますよぉ。それ以外では従兄弟や従姉妹などですかね、せんせえ」
彼女が言うとキュートで可愛いと私は感じた。
回りの女の子達は拍手をした。

「なかなか、やるじゃん、マナミちゃん!」
それを聞いたマナミはガッツポーズをする。

その夜の特別講義は良い雰囲気になってきた。
それぞれに持ち込んできたビールやカクテルなどが少し効いてきたようだ。
こうなってくると、私の特別でエロスを含んだスピーチも話しやすくなる。

「そうだよ、マナミちゃん、そういう関係者が性的な行為を行いながら
一般的には奨励されない関係を築くことになります」

青柳准教授も好きなアルコールを飲んでいるせいか、
ご機嫌で私の話に耳を傾けていた。
いつも自分が女子大生に講義をしているので、
他人の私と、その内容に関心があるようだった。
ときどき、居酒屋での私と酔った勢いでくだを巻くこともあった。

私はいよいよ核心に入るが、はじめからくだけた話では能が無いというものだ。
初めは本質的な話から始めようと思った。

「では、少し固い話からね、先ほどから言っていますが近親相姦の定義は
皆さん理解しましたね」
私は笑いながら6名ほどの女子大生と青柳夫婦を見ながら言った。





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