投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

セクシャルな講義の最初へ セクシャルな講義 48 セクシャルな講義 50 セクシャルな講義の最後へ

新・セクシャルな講義・第6章-4

「貴女は男の子に興味がありますか?」
「あの、興味って色々ありますが……」
「そうですね、例えば付き合ってみたいかな、とかね」
「はい、それはありますよぉ、せんせぇ」

「付き合って、なにをしたいと思いますか?」
「ええと、お茶を飲んだり、映画を一緒にみたり、かな?」
少し考えながら,言葉を選ぶ彼女も美人だった。

「そうですね、その中で彼氏はどのようなことを考えていると思いますか?」
「えーっと……私といると嬉しいとか、かしら」
「その彼氏が,心の中では貴女と肉体関係を持ちたいとは思いませんか」
「ええっ! 肉体関係ですかぁ、そんなことを男子は考えているのでしょうか」

「全てとは言いませんが、およその男子はそう思っているはずです。
男子は自分の遺伝子を増やす為に、無意識の中でそういう女性を選んでいます」

「じゃあ、じゃあ……男性はみんなスケベじゃないですか!」
彩名が真剣な顔をして言うと、皆が笑う。

「男って、そういうものですよ、彩名ちゃん。それが性欲というモノです」
「では、女子の性欲は? せんせい」

「女子も似たようなモノです,
女子も、その男子の子供を産んで育てるという本能があります。
だから丈夫で働きがいのある男子を無意識で選んでいるのですよ」

先ほどから青柳は少々酔っているようで目がすでに泳いでいた。
「あの、私は眠くなってきたのでもう寝ます。後はみなさん,宜しく」

そう言って眠そうな欠伸をして、彼は部屋から出て行った。
それを見ている婦人を私は見逃さなかった。
彼女はそれで安心したようだった。
おそらく夫がいない中で、私に聞いてみたいことがあるのだろう。

「さて、この際ですから,質問がある方は遠慮無く、どうぞ」
私にそう言われて納得したのか婦人は思わぬことを言った。
「あの、先生、宜しいでしょうか?」

彼女達に刺激されたのだろうか、
私は彼女が私に何を聞いてくるのか興味を持った。

「今の内容と,少し関係があるのですが、
あの、こんなことを聞いて良いのか、どうか」

「はい、なんでもどうぞ」
彼女達が教えを受けている准教授の奥様が何を言うのか、
それを待っていた。

「あの、これは私達の家庭を言っているのではありません、
一般的なことですので」

「はい、了解しました、どうぞ、そのお聞きしたいこととは?」
夫人は少し興奮しているようで首筋の汗をハンカチで拭いていた。

「あの、実は不倫と浮気とではどう違うのでしょうか、
それと夫婦生活の意味ですが……」

それを聞いていた女子大生達は少し驚いていた。
優しそうで美しい彼女の質問とは思えなかったからだ。

「そうですよね、私達も聞きたいです」
いよいよ、話の本番になってきたようで私自身も興奮していた。
そして、頭の中で答えを選んでいた。

「その夫婦生活とは、主に夫婦の性生活と理解して宜しいでしょうか?
「あぁ、はい……そのように理解しても宜しいです……」
彼女は美しい顔を紅潮させていた。

婦人は彼女達の勢いに呑まれ、人には聞けない疑問を私に投げたのだろう。
その流れの中で婦人の疑問は,実は彼女自身の問題でもあった。
それを彼女の夫はまだ知らない。




セクシャルな講義の最初へ セクシャルな講義 48 セクシャルな講義 50 セクシャルな講義の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前