腐食していく二人-14
『クククッ!ドスケベな〈メス顔〉しやがって……なあ、どんなイキ顔をするのか俺らに見せてくれよお』
「ふはあッ!?ハアッ!ハアッ!お、お願いもうやめッッッ…!!あ"ぐう"ぅ"ッ!!!」
『ココだろ?明日香はココが好い≠だろ?へへへ……そうだろぅ?』
鈴木の大きな掌で包まれた顔は、男共の視線を一身に受けていた。
狂わされた蜜壺は快感を噴出させ、あらゆる感情が渋滞を起こしている歪な泣き顔に恍惚≠フ彩りを混ぜ込ませた。
(こんなので…ッッ……わ…私はッッッ……)
股倉の前後に挿入された異物の蠢きは、互いに導きあって禁忌の喧騒を生み出していた。
羞恥に苦しみを感じると歓声をあげ、それすらも快楽の一部だと意識に訴えて止まない。
(だ、ダメ…ッ!……と…斗…真…ッ)
粉雪が舞ったように、明日香の視界は真っ白になった……。
薄れていく意識の中でも股倉の蠢きは感じられ、乳首や秘豆への悪戯も瞬時に伝わってきた。
『ククク!幸せそうな面ぁしゃがって。ホントに嬉しそうなイキ顔しやがるなあ』
『大好きな彼氏の名前を叫びながらイッてもイイんだぞ?そのシーンだけはカットしないからさあ』
汗だくな顔は眉間に皺を寄せてハの字に下がり、鼻水を垂らす鼻穴はヒクヒクと動いている。
ポカンと開いた口からは達してしまった℃魔ヨの落胆の溜息が漏れ、それでも快楽を欲してしまう唇は可愛らしくプルプルと揺れる。
「ふはあッ!?……はッ!あはッ!?あ"あ"ぁ"ぁ"あ"あ"ッ!!!」
グキッと身体を軋ませ、明日香は絶叫した。
二本もの指を飲み込む肛門は、伸びきった皺を寄せ集めて指を咀嚼しに掛かり、熱々の蜜を垂れ流す秘肉の割れ目は、もはや《淫部》である事を隠しもせず、尿道口すらもポッカリと開いてしまうほどに蕩けてしまっていた。
見開かれた瞳には知性すら見られず、堕ちるところまで堕ちたと言わざるを得ないまでに無様を曝している。
『ヒヘヘ……明日香先生ってエロマンガのヒロインみたいだねえ?ねえ、すーちゃんは大したコトないんだよ?もっとオマンコをグッチャグチャの汁塗れにして、ウンコの穴をズボズボされて悦ぶようにならなくちゃ』
興奮状態の御主人様とは相対的に、《ペット》は冷静な態度をとっていた。
いや、もう感情の起伏すら表さなくなってしまっていた。