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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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腐食していく二人-13



明日香が殺意を抱いている男は一人だけではない。
ここにいる全員が対象なのだ。
いま呼ばれたカメラマンも例外ではない。


『……涼花に《腹パン》してやろうか?そうすりゃあ妊娠もしねえだろうし、安心して中出ししまくれるしよお……』


囁かれた台詞が本気なのかどうかを《試す》のは、あまりにも危険過ぎる。
だから明日香は自分を殺して要求に応えてきた……。


「……き…汚いッ……汚いぃッ!」


何度も明日香は自分を殺した。
何度も何度も自分を殺し、接吻に耐え、男根すらも口に含み続けた。
度重なる《悪意》に憤怒の感情が溢れ出しても、それすらも圧し殺してきたのだ。


『ま、涼花と一緒に居なけりゃ拉致られるコトもなかったしなあ?イイぜ、これ以上無理してフェラなんかしなくてもよお。涼花の《代わり》なんて街に行けばゴロゴロ居るんだ。別に拘りも無えしな』

「ッ……………」


明日香は『たまたま見つけたから拉致した』という男の台詞を思い出した。
あまりにも軽率で、そして恐ろしい犯罪を犯す集団であれば、本当に涼花は『どうでもいい』のかもしれない……。


『み…見てよ、ホラ……明日香がボクのおチンチンを……』


……明日香の泣き顔は、強い力で捏ねられたように歪みきっていた。
ボタボタと熱く煮えたぎった涙が溢れ、まるで嘔吐の瞬間のように口が開いて唇が捲れている。


(こ…こんなコトでしか…ッ……こんなコトで涼花さんを…ッッッ)


ゾウガメのように首を伸ばし、明日香は佐藤の男根を口の中へと滑り込ませる……それは斗真に送りつける為の〈編集〉すら不要な、淫乱な女の姿そのものだった……。


『クククッ!どうだカメラマンさん、明日香にフェラチオされた気分は?』

『さ、サイコーに気持ち良いよお……ああッ…明日香の舌がボクのおチンチンをペロペロしてくるぅ』

「ッッッ!!!」


ただ咥えているだけ……しかし、口の中を可視化する者など居ない状況では、この男の台詞だけが《真実》となる。


『良いのかよぉ、見ず知らずの男のチンポを美味そうにしゃぶってぇ?』

『斗真くんがコレ≠観たら脳がブッ壊れちまうぜえ?』


この状況から退けなくなってしまった明日香は、冷酷な嘲りに反論すらせずに男根に吸い付いている。
今や明日香の唯一の希望といえば、家族や斗真が出した被害届によって捜査が進む事。
そして一刻も早く、この監禁部屋に《正義》が現れる事だけだった。


『明日香あ、俺のタマ≠舐めてくれよ。ホラ舌伸ばせ……ほら、《何時もと同じく》チュパチュパ吸って、気持ち良くさせてくれよなあ?』

「ふへッ…ぷえ"ぇ"ッ!?んぶぶ…ッ…あへぇッ」

『結構……クソ穴が拡がって……指二本イケるんじゃねえか?』

『おいパイパン、とりあえず手マンでイッておくかあ?へへッ……チンポに夢中でそれどころじゃねえかあ』


ほんの十数分前に「殺してやる」と叫んだ明日香は、今や男共の言いなりになってしまっていた。
要求も悪戯も、そして責めもエスカレートしていき、だが、それでも明日香は抵抗を見せなかった。


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