大学生編-1
高校卒業後の熟女遍歴は、大学生の時に始まった。高校を卒業した後、私立の大学に入学した俺は、実家を離れて都会で下宿をすることになった。この頃はまだ、食事を出して部屋を貸してくれる下宿屋があった。俺は、母親のすすめもあって、未亡人のおばさんがやっている下宿屋に住むことになった。当初は3人の大学生が下宿していたが、そのうち、他の二人が下宿からアパートに引っ越してしまい、俺だけがその下宿にお世話になるようになった。下宿のおばさんはとても気さくな人で、但し、お世辞にも美人と言える人ではなく見るからにおばちゃんなのだが、食事の用意などでお世話になっているうちに、乳母か母親の様な感覚で付き合うようになった。俺は「おばちゃん」と呼んでおり、おばちゃんは俺のことを「茂雄君」と呼んでいた。一日で、朝ごはんの時と夕ご飯の時にしか、おばちゃんの顔を見ないのだが、休みの日に、おやつを出してくれたり、夜に果物を差し入れてくれることも多かった。
この下宿屋で、おばちゃんと体の関係を持つことになったという話をさせて頂きたい。高校時代の筆おろしで大人になった俺が、大学時代に最初に相手をした熟女である。
きっかけは、俺が風邪をひいた時に介抱して貰った時だった。とてもやさしい人で、風邪を引いて寝込むと、食事やジュースなどを俺の部屋に持ってきてくれて介抱してくれた。そういう時に、おばちゃんになんとなく甘えたくなって、おばちゃんの手を握って眠ったりしたものだった。その日、風邪をひいたが熱はほとんど下がっていた。俺の部屋に来てくれたおばちゃんからおかゆの食事を世話された後、甘えたくなって、枕元に座ってもらって話をしていた。いつの間にか、おばちゃんの手を握って、大学生活の出来事などを話した。おばちゃんはそれを聞いてくれて、話し相手になってくれた。
「茂雄君、彼女はできたの?」
「いないよ。」
「イケメンだから女子が寄ってくるでしょ」
「そんなことないよ」
「そうかな」
といった女性について話が進んだが、おばちゃんは、自分の昔を話始めた。
「死んだ主人とはね、恋愛だったのよね」
「へえ、そうなんですか」
「主人はもてていたけど、あたしからアタックしたのよ」
「へえ、おばちゃん積極的だったんだね」
「そうなのよ、若かったからね」
その後、俺は、おばちゃんがすごく可愛く見えてきて、ちょっとエッチな話をしてみたくなった。きっと、町内会長さんの奥さんから覚えた熟女の可愛さのようなものを、俺の本能が感じ取ったのだろう。
「恋人時代にはセックスはしたの?」
直球で聞いてみた。
「あら・・茂雄君。なんてこと聞くのよ」
「だって、若い頃のおばちゃんってきっと可愛かったと思うから」
「イエローカードよ!」
「レッドカードじゃないよね、聞くのは」
「何を言ってるのよ。サッカーじゃないのだから」
そういう会話を続けて、自然とセックスの話に入っていった。話を聞くと、若い恋人のころに亡くなったご主人から誘われてセックスはしていたとの事だった。想像通り。しつこく問いただして、かなり愛し合っていたことを聞き出した。
「ご主人が亡くなって、もう6年でしょ」
「そうよ。早いね」
「寂しいんじゃないかな?」
「いや、こうして学生さんたちとの付き合いもあるから、寂しくないよ」
「そうだといいけど」
次の直球を繰り出した。
「セックスがなくなって寂しくはないの?」
「なんてこと聞くのよ」
「だって、女の人だって身体的な寂しさってあるはずだし」
「エロ本のような想像はやめてね、まったく・・」
「そうじゃなくて、俺、おばちゃんに寂しくして欲しくないから、心配でさ」
「そう、ありがとう。大丈夫よ」
「でも、セックスをしたくなる時ってあるじゃないですか?若い頃を思い出さないの?」
「・・・」
おばちゃんは困ったような顔をしているが、おばちゃんとの関係は、下ネタで盛り上がる友達のような関係でもあったから、そんなに違和感のある会話ではなかった。そこで、次のような話をした。
「寂しくても、明るいおばちゃんで居てくださいね。おばちゃんが明るくいてくれるのが嬉しいんだから。」
この俺の発言が、その後の展開を大きく変えたのだった。この発言が、おばちゃんの母性を一挙に刺激したようで、おばちゃんは目に涙をためてその俺の言葉を喜んだ。
「ありがとう。うれしいわ。」
「ほんとにおばちゃんが大好きだから、俺」
「ありがとう。あたしも茂雄君が大好きだからね」
別に性的な事を言っているのではないのだが、お互いに一つ屋根の下で暮らしている男女の一体感のようなものがこみあげてきて、それが、「大好きだよ」という言葉になって自然に出たのだ。一方、「大好きだよ」の言葉の奥底には、「男と女の間での大好き」の気持ちも存在していたはずである。実際、その時のおばちゃんは、俺の目には、とても可愛くて優しい熟女に見えた。小太りのおばちゃんがとても愛らしく感じたのだ。一方、おばちゃんにとっても、息子のように扱っていた茂雄君が、一人の男性のように感じられたのだろう。