おぞましい卑劣 晒される秘裂-2
「さて、下のほうはどうなってるのかな」
瑞華の手が伸びる。パンティまで脱がせるつもりと知って、みさきは慄然となった。
「お願いです、それだけはやめてください！」
みさきは涙を流して哀願したが、瑞華は表情一つ変えない。
瑞華はみさきのパンティの両端に手をかけ、一気に引きおろした。片足ずつ抜き取った。
最後の一枚も剥かれ、哀れな乙女はとうとう一糸まとわぬ姿にされてしまった。
「いやぁぁっ！」
一番恥ずかしいところがむき出しになり、みさきは悲鳴をあげた。手で股間を隠したかったが、両手は公江に掴まれているからどうしようもない。
瑞華はいったん立ち上がり、戦利品を誇示するように脱がせた下着をみさきの眼前にかざした。あまりの恥ずかしさに、顔をそむけ、目を閉じるばかりのみさき。
こうやって存分に羞恥を煽ってから、瑞華はゆっくりとかがみこんで、露出したみさきの恥部を観察した。朝菜も同じようにする。公江は肩越しに見下ろした。
「毛、うっすーい！」
「ワレメ丸見え！」
いくら奥手の少女とはいえ、中学3年生ともなれば恥毛はあるにはあった。肌が透き通るように真っ白だから、黒い毛はそれなりに目立ちはする。
だが、あまりに淡い。淡すぎる。産毛を多少濃くした程度で、丘の下部から陰裂の上部まで、細く帯状に生えているだけだった。
半端な生え具合が、かえってみさきのからだの幼さを際立たせているようにすら思える。
「水泳部の私からしたら、こんなに薄きゃ手入れが要らなくて羨ましいぐらい」
公江が後ろから言い立てる。それはただの嫌味なのか、それとも本気でそう思っているのかはわからない。もちろんみさきには、前者にしか聞こえなかった。
「見ないで！」
こんなささやかな叢では、女の子の大事なところをほとんど隠してはくれない。だから間近から凝視する瑞華たちのまなざしは、そのまま性器に突き刺さってくるように感じられるのだ。
「ホント、ガキなんだからね」
瑞華に指先をみさきの下腹部に這わせた。
みさきの全身がわなないた。他人に恥毛を触られるなど、思春期の少女には身も張り裂けそうな屈辱だった。
「や、やめて…」
みさきは哀願したが、瑞華は聞く耳も持たない。
「このくらい、あたしなんて小学5年の頃にはもう生えてたよ」
「瑞華、早い！」
「私も6年の時にはこれぐらいだったかな」
彼女らの発育具合と比較され、さんざんに嘲られた。
だが仮に濃かったらまた、からだつきは子供なのにとか清純そうな顔に似合わずとか、これまたとやかく言われたに違いないのだ。
「これも撮ってあげるね」
瑞華はまた、おもむろにスマホを手にする。
陰毛に触れそうなぐらいまで近づけ、シャッターを切った。
「ほら、これがあんたの大事なところよ」
自分の恥部の接写画像を見せられるなど、無垢なみさきには気が狂いそうな辱めだった。