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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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初めての熟女AV-1

(あれ…夢だったのかなぁ…)

門井悠斗(かどいゆうと)は何度も何度も頭の中で呟いた。

いつもは優しい岳の母に、切れ長の目で見つめられて、指で、唾液が絡みつくその舌でペニスを愛撫されーーーーー

何度も何度もそんなことを考え、仕事が手につかない。
二十代半ばの性欲なんて、そんなものかもしれないが、あの出来事は日常の中で起こるちょっとエッチなこと…とは異なる。



悠斗は金曜日の仕事帰り、自宅の最寄り駅すぐそばにあるDVDのレンタルショップに入る。
二月だというのに、早足で店まで向かったせいで体が熱い。上着が邪魔だ。

向かう先は…店のいちばん奥にあるアダルトコーナー。

悠斗は辺りを見回し、知り合いなどがいないか確認する。
幼い頃から過ごしたこの街では、平気で知り合いに会ってしまうのだ。
R18ののれんをくぐると、金曜日の夜という時間帯だからか、スーツ姿の男が何人かいる。

年齢は四十代から五十代くらいといったところだろう。

今までなら借りるとすると、アイドルとか、素人、とか女子大生、とかそんなジャンルだった。

だが今回は…。

(熟女…とか興味なかったんだけどなぁ)

「熟女/おばさん」という札を見つけ、ふう、とため息をつく。

四十代から五十代の男性の多くは、やはりそのコーナーに固まっていた。
自分と同じくらいの年代の、美しい女性が見たいのだろうと、悠斗には容易に想像できた。

ちらり、と客に見られる。

若いのにとか思われてるんだろうか、と気にしながら、別に好きな女優などがいるわけでもないので、旧作を見るために、悠斗はかがんだ。
新作の多くは、男性の目線の先にDVDのパッケージの表面を見せるしかたで陳列されているが、旧作を手に取るにはいちばん下の陳列を見なくてはならない。

(四十代とか、五十代くらいの人だろうけど…綺麗な人多いんだな)

視線の先を右へとずらしたときだった。

(あ…)

体が熱くなる感覚があった。

『私、息子の友達に抱かれました。』と題されたそれを手に取る。

きっとシリーズ化さえされていて、似たような作品は多くあるのだろうが、たまたま見つけたそれは、ショートカットの女優が出ているものだった。

ショートカットというだけで、佳織に似ている訳では無い。
にもかかわらず、どきんどきん、と胸が高鳴るのを感じながら、悠斗はパッケージの裏面を見る。


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