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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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初めての意識ーー秘め事の始まり-5

ーー「悠斗くんが来てくれなかったら」、どうなっていたのか?

ストッキングさえもずり下ろされ、あの一見真面目そうな男に下着の中にまで手を入れられたのだろうか。
悠斗が触ることを許されなかった秘部を、好き勝手されてしまっていたかもしれないのだろうか。

さらにはあの男のペニスを挿入されてしまっていたのだろうか。

悠斗は布団を剥ぎ取り、思わず自分の寝巻きのズボンを下着ごと下ろす。

ーーーやめて、あぁっ、やめてください…!
ーーーすげぇ締まってるよ。

佳織が男に犯される想像をし、悠斗は自らのものをしごいて、果てた。





翌日、昨夜の自慰に対する罪悪感に、まだ苛まれながら家族で朝食を取っていると、悠斗の母親に「そういえば」と声をかけられる。

「本間さんからメール来ててさ、仕事終わったら悠斗に来て欲しいって。何かお礼したいとか、書いてあったよ」

「マジ?そんなこといいのに。昨日、電車であったんだけど、体調悪そうだったからタクシーで送ったんだ。満員だったし、タクシーの方がいいと思って」

冷静を装って言うが、内心歓喜していた。

その日は、定時で上がれるよう努め、自宅に着くとシャワーを浴びてラフな私服に着替えてから本間家へと向かった。
いつも岳に呼ばれて行く場合、シャワーなど浴びずに向かうのだが、今日は佳織に呼ばれている。何となく、綺麗にして行かねばならないような気がした。

インターフォンを鳴らすと、ジーパンに、パーカー姿というラフな格好の佳織がドアを開けてくれた。
悠斗が家を尋ねる時、普通なら岳が迎えてくれる。
何となく不思議に思いながらリビングに行くと、岳の姿はない。テレビもつけられておらず、無音だった。

「岳、まだ帰ってきてないの?」

悠斗はキョロキョロとリビングの中を見回した。

「今日、岳は会社の飲み会なんだって。だから二人だよ」

「え」

「ソファー座って?今日は何となくおつまみっぽいもの、作ってみたの。ワインも買ってみたよ。
昨日のお礼だから、岳がいない方がいいかなって。岳に内緒にしてくれてありがとう。
ただでさえも夫が死んでから心配性過ぎるのに、この歳で痴漢にあったなんて知ったら卒倒しちゃう」

「あ…ありがとうございます」

いつもなら岳と悠斗がソファーに座り、その向かいに、床に佳織が座る形になるが、今日は悠斗の右隣に佳織が座っている。

悠斗はただ、嬉しかった。

「今日、おばさん結構飲むんだね」

「んー?悠斗くんがいないときは岳と結構飲むかも。悠斗くんがいるときにそんなに酔っ払えないでしょ。恥ずかしいもん。でも今日は、二人だから。
お礼だし、特別。本当に昨日はありがとう」

赤ワインのグラスをくっと飲み干すと、佳織はまた注ぎ直す。

「おじさんとも結構飲んだの?」

「飲んだよ。二人ともよく飲むの。岳も予想通り酒飲みになっちゃったよね」

「俺ともまた、飲んで欲しい。別に酔っ払っても構わないから」

「本当?」


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