色んな後始末-2
「叔母上、どうして叔父上は荒利と一緒に居るのですか」
「えっ?どうしてって、みんなと一緒に楽しむためでしょ。ね、お久音様。あっ、この方は、荒利様の奥方様のお久音様」
お早世はお久音を軽く紹介した。
「いやん、『お久音』と呼び捨てにしてください」
お早世の手を取ったお久音は、気を失う荒利には興味を示さず、お早世に熱い視線を向けていた。
そんなお久音に構わずお満が続けた。
「そんな事を聞いてるのでありませぬ。荒利がなにをしたかご存知でしょうに」
「なにって、ナニでしょ。あたしとおまんこしたけど、それがどうしたの。でも、それは餅右衛門殿が悪いのよ。最近勃ちが悪くなったから、興奮させるため仕方なく…」
「仕方なくでは無いでしょ…。頭痛くなってきた。竿之介代わって」
呆れたお満は、元々交渉事が苦手だった事もあり、後を竿之介に託した。
「えーと、叔母上、まずは座ってくだされ。お久音様も」
竿之介がその場にしゃがんで2人を促した。
「これでいい?」
「そ、そのまま、足を開いてくだされ」
竿之介の鼻息が荒くなったのを見たお満が、竿之介の頭を叩いた。
「莫迦!」
「いいではないか。ほれ、これが叔母のおまんこじゃ」
「おおっ!淫乱なわりに綺麗ではないですか!お毛毛の手入れをしていない母上よりもいいですぞ」
『うらめしや〜』
「ほれ、お久音様…、いや、お久音も竿之介に見せるのじゃ」
「あい…」
お早世の呼び捨ての命令に、うっとりしたお久音も足を開いた。
「もお、しょうがないわね」
こうなったら、頼まれもしないお満も、お早世の横に腰を下ろして足を開いた。
「ほら、おまんこ四つよ。満足したなら、叔母上に話なさい」
「話したら叔母上としますからね。いいですね」
「なら、あたしもせんせーとしよっと」
「それは駄目です。姉上の女体は竿之介のモノですから」
「だったら、他のおまんこに気を取られ無いで話なさい」
竿之介は渋々話始めた。
「荒利…殿は、立場を利用して私腹を肥やしただけでなく、藩主裏筋実正様を排斥しようとしたのです。それが明るみとなって逐電したのですが、ご存知なかったのですか?」
「そ、それは真ですか?」
お早世にばかり気を取られていたお久音が、流石に反応を示した。
「知らなかったのですか?我ら小俣家はその煽りを受けて、父も逐電して、お家断絶となったのですよ」
「うそおおお!だったら、そなたらは天涯孤独じゃないの!だったら、うちに来なさいよ。叔母さんが面倒見てあげるから。うふふ、こっちの方も見てあげるね」
お早世は、年の割には大きな竿之介の股間を見ながら妖しく微笑んだ。
「叔母上は、なんにも知らないのですね。昨日まで我らは叔母上の屋敷に居たのですよ」
流石の竿之介も呆れ返った。
「本当に?ごめんなさい。最近、他所様に貸し出されてばっかで、色んな人とおまんこばかりしてたから、知らなかったのよ」
「呆れた。だったら、どうしてここに来たのですか?」
「だって、お満を交えて楽しい事をするって言うから、なら、あたしも参加させて貰おって。だってそうでしょ。お敏が女の悦びを知らぬ間に逝ったのですよ。だったら、娘のお満には教えてあげたいじゃないの」
『なるほど。それなら仕方ないですね』
「ややこしいから母上は黙ってて。おまんこ弄ってあげるから入っといで」
『あーい』
お敏は、開かれた割れ目から、お満の中に入っていった。
「いーい、おとなしくしてるのよ」
お満は割れ目の中を軽く弄り始めた。
【あーい。あん、気持ちいい♪】
「だとしたら、夫のせいであなた達は…」
なにやら独り言ばかり言い合う者達に面くらったが、その内容は理解できる。その責任を感じたお久音が、気を失う荒利に厳しい視線を向けた。それに釣られて、みんなが一斉に視線を向けた先に、その異変が起きていた。
「あれ?あれってもしかして…」
お早世がいち早く、荒利の元に近づいた。