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秘剣露時雨秘裂返しのお満
【コメディ 官能小説】

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色んな後始末-1

最終章【色んな後始末】

「ふうぅ…」

お満が深く息を吐いた拍子に、時が動き始めた。

「ねえねえねえ、今の聞いたあ?」

【何がですか?それよりも母の間の良い復活は、見事だと思いませぬか。それにわかる?逝っても気を失っておらぬし】

「母上が気を失ってないのは、お満の軽逝きのおかげでしょ。そんな事より、お満が付けた技の名前、かっこよくない?『秘剣露時雨秘裂返し』よ。凄くない?」

【なにを言う。軽逝きの弱さを補うために、母が向きを制御して荒利に放ったのですよ。そのお陰で威力が桁違いだったじゃない】

「姉上の名付けの才も、母上の復活も制御も、ここは置いといて、私の『硬軟二刀流』はどうでした?それ以上に、私が母上の衝撃に耐えたのは見事だったでしょ」

【それこそどうでもいい】

「何をおっしゃいます。あんな強烈な迸りを姉上の中に出せば命に関わりますぞ。という事は、制御ができる私以外のおちんちんでは、母上は絶頂を味わう事は叶わないのですぞ」

【ああん、さすが竿之介です。ん?てか、竿之介、お満の中の母の声が聞こえてるのですか】

「あれ?本当だ。もしや、赤玉が馴染んだ影響かも知れませぬ」

【そんな都合のよい事があるかえ】

「ですが、それ以外に説明がつきませぬ。あれれ!なんと、目を凝らせば、姉の中の母上の姿も見えますぞ。おお!裸ではないですか!母上、ちょっと足を開いてくだされ」

【えっ?やだ、なに言ってるのこの子は!ちょっとだけですよ。はい、これが母のおまんこですよ】

「おお!見える見える。ここから私は生まれたのですね」

「もお、そんな淹れられないおまんこより、姉のを見なされ」

「はいはい。2人とも変態ですね。じっくり見て差し上げますよ」

「【というより、淹れなされ】」

「ですよね〜」

竿之介がにんまり笑った時だった、道場の入り口から更に2人の訪問者が現れた。

「こ、これはどういう事じゃ」

お早世が驚くのも無理はない。大量の精液にまみれて、自分の夫と荒利が倒れていたからだ。後に続いてきたお久音もその光景に絶句していた。

予想もしない全裸の訪問者に、お満も絶句し、竿之介は鼻の下を伸ばした。固まる者達の中で1人だけ反応する者が居た。

【姉上!どうしてここに?】

そして、お満の中で発した驚きの声も、お満と竿之介以外にも届いていた。

「えっ?お敏の声がした…」

お早世は目を丸くした。

表面上はどうあれ、お早世はお敏の早い他界を悔やんでいた。もっとも、女の悦びをもっと教えてあげればよかったという思いだったが。更には姉妹で淫らな事ができなかった事が、最大の後悔だったのだ。

お早世は時折、お敏との情事を夢想しながら自慰行為をし、亡き妹を忍んでいたのだ。そんなお早世が、届いたお敏の声を聞き間違えるはずはなかった。これにはお敏も驚いた。

【姉上、私の声が聴こえるのですか】

「ど、どこじゃ…、お敏、どこに居る?」

見えない妹の声の元を辿って、泳いだ視線がお満に行き着いた。竿之介の時と同じく、目を凝らしたお早世の目に、懐かしい妹の姿が浮かんで見えた。

「お、お敏…」

お満の身体通して、お敏と目が合った事がお早世にもわかった。

【姉上!】

興奮したお敏は、無意識のままお満の身体を乗っ取り、駆け寄るお早世に抱き付いた。そして…

【ああん、姉上、久し振りに会ったのに、いきなりおまんこ弄らないでよぉ】

「はううん、そなたの方こそ、姉のおまんこをクチュクチュしてるではないかぁ」

「【はあん、もっとおぉ】」

こうしてお早世とお敏は、初めて息の合った姉妹に生まれ変わったのだ。

「ああん、母上、いいところを申し訳ないですが、叔母上に聞きたい事があるので、身体を返して貰います。叔母上もやめてくだされ」

身体を取り戻したお満は、身を捩ってお早世の責めから逃れた。

【やだやだやだやだやだ、もっとしたいよおお】

お満の頭の中で、お敏は手足をバタバタさせて暴れた。

「黙れ!お満の中から出ていきなされ!」

【やあん…】

お満の頭の中から追い出されたお敏は、例のごとく霧状になって割れ目の中から姿を現した。

『うらめしや〜』

そんなお敏を無視して、お満はお早世を見据えた。



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