「其の七」-1
「其の七」
青い髪の女は肘掛け椅子でM字開脚をしたまま放心している誠を放置して立ち上がると 壁に掛かっている写真のパネルを外して床に置いた
そして誠のボストンバックの中から手枷を取り出してパネルの掛かっていたフックに手枷が繋がってるベルトを固定した
「マコ…今度はこっちにいらっしゃい」
誠は我に帰ると片方づつ肘掛けから脚を下ろして椅子からゆっくりと立ち上がり女の側に歩み寄った
女は誠の頬を撫でながら囁く
「まだまだこれからよマコ…その壁の前に立って両腕を頭の上にあげなさい」
誠は女の言葉に従って壁の前に立ち無言で両腕を頭の上にあげた
「いい子ね…今度はここで立ったまんま悪戯してあげるからね」
女は頭の上にあげた誠の両手首に手枷を嵌めた
壁際に拘束されて直立している誠の全身を眺めながら囁く
「自分で拘束するよりアタシにされる方が興奮するでしょ?マコは淫乱のマゾだもんね…ふふっ…変態奴隷のマコにふさわしい物を用意しておいたからね…」
女は そう言いながら別の部屋に入って行った
そして何かを手に持って戻ってきた
それは赤いボールギャグだった
「さぁマコ…口を開けなさい…これを咥えるのよ…」
そう言うと誠の開いた口の中にボールギャグを押し込んだ
「んぐっ…んぁ…あっ…」
誠は 両腕を拘束されているので抵抗できずに身を捩っている
女はボールギャグのベルトを誠の後頭部で留めて呟いた
「さぁ…準備出来たわ…ふふっ…奴隷っぽくなったわね…マコ…」
壁際に下着姿で立たされ両腕を頭の上で拘束された誠はボールギャグを装着されたことによって完全に奴隷化した様子だった
(あぁ…ボクは こういうのを望んでたのかも…)
青い髪の女の望んでいるように調教されているようだったが心の底で誠自身が望んでいた事であったのである
込み上げてくる感情は そのまま快感へと変化していくのだった
次第にペニスに血液が集まり出していく
徐々に膨らんでいく濡れた無毛の包茎ペニスが黒いパンティーから透けて丸見えになっていた
(あぁ…オチンチンおっきくなってきちゃう…)
「あらぁ…感じてるのマコ?…まだ何にもしてないわよ…これからされること想像して興奮しちゃってるの?…可愛い包茎オチンチンが反応しちゃってるわよ…」
女は誠の反応を見て満足そうに その姿を観察していた
しばらくすると誠は両脚をぴたりと閉じて直立したまま尻をモジモジと振りだした
尿意をもよおしてきたのだった
(どうしよう…オシッコしたくなってきちゃった…)
青い髪の女はそれを解っていてわざと聞いた
「あらぁマコ…お尻振ってモジモジしちゃって…どうしたの?」
ボールギャグを口に嵌めている為に声を出せない誠は身を捩りながら尿意を我慢している
「んっ…ぁんんぐっ」
女は その様子を眺めながら囁く
「もしかしてマコ…オシッコしたくなっちゃったの?」
誠は女を見つめて頷いた
薄ら笑いを浮かべて女は囁く
「淫乱マコは自撮りで洗面器にオシッコしてたわよね?ふふっ…今持ってきてあげるから その格好で立ったまま ここで洗面器にオシッコしなさい…」
誠は女の命令に驚いたが 自撮り動画で放尿姿を見られていたので従うしかなかった
尿意は益々込み上げていく
女は浴室に向かった
そして洗面器と長い筒の様なゴミ箱を持って戻って来た
誠の足下にゴミ箱を置き その上に洗面器を乗せる
股関の高さに洗面器は置かれた
女は誠の前にしゃがむと両手を誠の腰に添えた
そして透けた黒いパンティーの両端を少しずつ捲り始めた
「さぁ…マコの恥ずかしい包茎オチンチン…パンティーから出しちゃおうかな…ふふっ…ここで洗面器にオシッコしてもらうわよ…ふふっ…恥ずかしいねぇ…」
誠は両脚を閉じたまま身を捩っている
「んっ…んぐっ…んあっ…」
捲れたパンティーから綺麗に剃りあげられた恥丘が現れる
「ほらほらっ…情けない皮かむりオチンチン見せて見なさい」
くるくると撒かれたパンティーからポロンと こぼれ落ちて濡れた包茎ペニスが露出された
「ぁんっ…」
誠が身を捩ると尻の動きに合わせて尿意の為に縮こまった情けない包茎ペニスはプルプルと揺れていた
「あらぁ…びしょびしょに濡れちゃってるね…可愛い包茎オチンチンがプルプル震えてるよ…」
女は立ち上がって先程 誠がM字開脚をしていた肘掛け椅子を持って来ると
カメラを構えて座った