年に一度のお祭り-8
例年ならここで祭りは終わりだが…
「大会実行委員会よりお知らせします。大会実行委員会よりお知らせします。只今より今年の神輿リーダーのケンタロウ君の競りを開催致します。なお落札された方はケンタロウ君を褌のまま連れて帰りケンタロウ君を自由にする権利が与えられます。皆様どうぞご参加下さいませ。」
実行委員の声で観客から歓声が上がる。
「それでは最初の入札です。」
「1万からスタート!」「「2万円!」」
「「5万!」」
「「10万!」」
「「20万!」」
「「30万!」」
「「50万!」」
「「100万!」」
「「200万!」」
「「500万!」」
「500万!500万出ました。他にもうないか?」
「「600万!!」」
「他にありませんね。それでは、ケンタロウ君は600万円で落札されました。」
観客から拍手が巻き起こった。
予告された通り俺を落札したのは国会議員だという金持ちのおっさんだった。
「ケンタロウ君、約束通り私が君を落札したよ。さあ行こう。車に乗りなさい。」
「はい……」
俺は議員のおじさんに促されるまま車に乗った。
「これから私の家に連れて行くからね。」
「はい」
すでに車の中から、おっさんに俺の身体は弄ばれていた。
おっさんが俺の腕を持ち上げ俺の腋に顔を埋める。
「んっ……」
「良い香りだ。この香しい匂いがたまらない。」
そう言って何度も鼻を鳴らしながら俺の匂いを嗅ぐ。
「はぁはぁはぁはぁ、もう我慢出来ない!」
そういうとおっさんの手が俺の股間に伸び褌の上から俺のペニスを握る。
「あっ!」
思わず声が出てしまう。
おっさんはそんなことお構いなしに俺のふぐりを揉む。
「ああ、柔らかいな。こんな可愛い子を好きに出来るなんて夢みたいだよ。」
おっさんは興奮しながら俺の股間に顔を近づけてきた。
「うーん、たまらん。3日3晩穿いたままの褌から、ケンタロウ君のたまらない匂いが漂ってくるよ。」
「いやっ!」
「嫌じゃないだろう?昨日も言った通り私は今日は神様の代理なんだよ。私がしている事は神様が望まれてる事なんだ。」
「でも恥ずかしいです。」
「何を言うんだ。ケンタロウ君。何がそんなに恥ずかしいんだい?」
「だって、僕、まだ小学生なのに、大人の人が僕のおしっこが出るところを嗅ごうさてるから……。」
「大丈夫、これは神事だからね。ケンタロウ君が大人になるために必要な事なんだよ。」
「そうなんですか?」
「そうだとも!それにケンタロウ君が私の家に着いたらもっと凄い事をしてあげるから楽しみにしていな。」
「…!」
「ほらっ!そろそろ着くぞ。」
山の中の豪邸に車が止まった。
「着いたようだ。降りよう。」
「はい…」
車は家の裏手にある駐車場に停まった。