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お祭りの少年
【ショタ 官能小説】

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年に一度のお祭り-5

「はぁはぁはぁ……やっと終わった〜」

俺は神社の境内にある休憩所で一息ついていた。
祭り一日目が終了した。
少年達が汗拭きに使ったタオルなどを大人達が回収していく。
このタオルも祭りが終わった後に販売されるのだ。

「ケンタロウ、大丈夫か?」

俺に声をかけてきたのは親友のマサオ。
俺と同じく祭りの一日目の終了と同時に解放された。

「うん、なんとか。でも疲れた。」

「あ、そうそう玉串料お前いくら貰った?俺なんて一日目で10万だぜ!10万!」

「んー?いくらかな?まだ数えてないや!」

俺は褌に挟まれたお札を抜き取り数えてみる。
1枚、2枚……3、4、5、6、7、8……

「えっと、全部で27万円くらいあるみたい。」

「マジで!?︎すげぇじゃん!今日は絶対勝ったと思ったのに負けたー!さすが去年のチャンピオンだな!」

「いや、たまたまだって。」

「謙遜するなって!俺、明日は負けねぇぞ!じゃあな!おつかれ!」

そう言ってマサオは帰っていった。
マサオは少年サッカーチームのエースで健康的に日焼けして男の俺から見ても爽やかなイケメン。
絶対マサオの方が俺よりカッコいいのに、何で俺にたくさん玉串料集まるんだろうなー!?今年は赤い褌で目立つってのもあるかもしれないけど…


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