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12 悟 ゴロ
カリ首を美優の厚めの唇が挟むように咥える。手で徴の中ほど辺りを扱き、先っぽの裂け目に舌を這わす。それをゴロが角度を変えながら、撮影中である。
美優の舌技は何とも言えない。それは気持ちいい訳でもなく、下手くそでもない。つまり何かが足らない。悟が焦れったくなり少し悪戯を試みる。
「喉の奥まで」
悟が後頭部に手を回し思い切り押さえつけた。美優が呻きながら、徴を吐き出すと激しく咳き込む。その姿を見た悟が床に女を倒すと顔を怒り任せに踏みつけた。
「ごめんなさい! 許して」
美優が怯えながら、許しを請う。踏みつけられた顔が、何処か様になっている。煙草を地面に投げ捨て足で擦って火を消す……そんな動作を奴隷に悟はする。逆らえないことを、力尽くで教え込ますと、少し満足をした。
「仕方ねぇ、今回だけ許してやろう。だけどな、『ごめんなさい、許して』こんな言葉遣いはダメだ。『申し訳ありません、お許し下さい』こう言え! 粗相は許さんが、やってしまったら今みたいに言え」
悟が足を退かす。顔には何かを求める笑みがある。美優が頭をフル回転させ、答えを導く。姿勢を正座をしてデカい胸を両腕のつけ根で寄せる。
「悟様、ご指導ありがとうございます。今後は気をつけますからお許し下さい」
怯えながら土下座をして、頭を床に擦りつける。悟は満足げだったが、何かが物足りない。少し考える。いきなりゴロに合図を送る。ビデオカメラを指している。
「『美優はエロ女です』と宣誓しながら、チ〇コを扱きカリ首の先っぽ……割れ目に舌先で刺激しろ! ビデオカメラに目線を送れ、その後に美味そうにしゃぶれ! いつでもカメラ目線は忘れるな」
悟が命令をすると、先ずゴロが動き出した。
「悟さん、仰向けに寝てくださいっス! カメラ撮影しやすいんでお願いしやス!」
悟が仕方なく体を倒す、視線は美優を見続ける。デカい胸が目に入り、『あれも虐めないと!』そんな顔をする。
美優は軽く深呼吸する。ゆっくり目を開くと、斜め上に仰け反るチ〇コを見る。
「美優はエロ女です!」
宣言をすると、徴を掴み扱きながら、カリ首に舌先を引っ付けつけた。割れ目を開くと、小便臭さが舌に染み付いてくる。ゴロがいきなり笑い出す。
「エロいっス!」
ケラケラと笑う。悟は上目遣いで見下ろすと、美優が一生懸命! 徴にお世話をしている。健気な姿に……だった。
「俺のチ〇コはもういい、次の挨拶に行け! さし当たりゴロだ」
徴に奉仕活動をしている美優と目が合う。扱いている手を外し、正座をする。二人を撮影していたゴロは、「やったあっス」と喜んだ。
「俺は最後か」
「まあまあ、良樹ちゃん!」
「良樹さん、先に失礼します! それに良樹さんは……」
「良樹ちゃん、そういうこと」
悟がヘラヘラと笑う。良樹がハイハイ! そんな顔で坊主頭を掻いた。ゴロが良樹に頭を下げると、部屋の隅にある椅子を持ってくる。学校で使われる椅子みたいな物で、それを美優の真近くに置いた。
「しばらく俺が撮影してやるぜ」
悟がビデオカメラを手にした。ゴロが無言で頭を下げると、美優の前で仁王立ちをする。
「俺はゴロだ! ゴロ様と呼べっス!。さてスケベちゃん、オレのトランクスを下ろさせてやる」
スケベちゃん、これがゴロの呼び方。美優がムッと一瞬したが、唇を噛み命令を聞く。起ち膝をして高さを合わせトランクスに手をかける。
「失礼します」
ゴロのトランクスを一気に足元まで下ろす。美優が股間を見ると、そこには一直線に伸びる徴があった。なかなかのサイズで、悟より若干小さいだけで見劣りはしない。
ゴロが椅子に背もたれを右横にして、横向きに座った。そして体を後ろにそっくり返した。それから掌にたっぷり唾液を吐きかけ徴に塗りたぐる。
「スケベちゃんのデカパイで、俺のチンチンを挟んでくれっス!」
ゴロがほざいた。美優は少し戸惑いながら、両手でデカい胸を寄せ上げると、徴を谷間に咥え込ませる。そして上下に擦った。
「うほっ! いい……っス」
ゴロが涎を垂らし、パイズリを堪能している。悟が顰めっ面しながらビデオカメラをまわす。
「それがあったか」
少し後悔する。それくらい美優のパイズリは魅力的で派手に見映えた、何としても味わいたいと悟が心に刻み込む。
「最高っス!」
鼻息荒いゴロが、美優の髪を掻き上げる。
「本当に、スケベちゃんっスよ。美優の顔」
美優が聞こえない振りして、一段と深く挟み込むと激しく上下に揺らしてやる。
「おっと、そこまで! 出ちゃうっス! 今はまだダメっスよ」
ゴロがパイズリを止めさせた。美優がその場で正座をして、顔を上げる。
「スケベちゃん、本当にいいっス」
頭を撫でてやる。美優はどう反応していいかわからず、無表情のままだった。