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豊満監禁 慟哭は聞こえない
【レイプ 官能小説】

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第一話 ジョギング中に攫われる女

1 目標(ターゲット)

四月の中旬。土曜午前、春の激しい風が桜の散り染めを後押しする。
気温はまだまだ寒い。今年は幾分暖冬とは言え、やはり冷える。

市民公園の桜並木がピンクの花弁を降らせている。そんな晴れた土曜の午前、ジョギングコースを駈ける一人の女。
胸元が激しく開いたタンクトップを体に引っ付かせ、腹は臍が丸見え。尻は窮屈な短パンがあった。

卵形の顔輪郭に、髪はジョギングのためかポニーテール、眉は濃いめで鼻筋が通り唇は少々厚め、目は大きくやや彫りの深い顔立ちをしている。

激しく開いた胸元は途轍もない存在感を醸す果実が二つ、短パンはデカい尻の割れがしっかり確認できる。
腹から腰にかけて脂肪がややぽってりしているが、それだけの女がだった。女の肩にタオルがあり、よく見てみると端っこに何かが縫い込まれている。

『美優』

女の名前だった。

美優が公園内にある歩道橋の下を潜る。
その上、歩道橋にスマホを手にした目つきの悪い細身の男がいた。紺のスラックスと柄の派手なシャツを身に着けている。どうやら動画を撮っていて、その素材が美優である。
細身の男が動画をまわし続け、女が視界から消えると、いきなり電話を始めた。

「悟さん、標的(ターゲット)の動画送るっス……オッス! ゴロは今からそちらに行きやす」

男はゴロと言い、悟と呼ぶ男の居場所へ迅速に駈ける。身軽いその動きはキレがあり、躍動感があった。

2 鬼畜三人

市民公園の裏手は駐車場になっていた。広大な敷地面積があり、数台のクルマが置かれている。その何台かの一台に、ワゴン車があった。

悟は助手席で体を乗り出している。特攻風のズボンに派手なジャケットを身に纏い、スマホを弄る。そこにはゴロが送信した動画があった。

悟が運転席をチラリと見た。そこには体つきのデカい男がいる。黒いズボンに黒のスーツを羽織り、頭は丸刈りにしていた。

「ゴロ、上手くやってますかねぇ」
「良樹ちゃん、心配すんな。アイツはこういうことには、誰よりも信用出来る」

悟がデカい男を、良樹と呼んだ。

「確かに! それにしても、スゲェ格好この女!」
「あぁ」

二人がスマホを見ながら、ニタついている。ゴロが送信した美優の画像は、なかなか見映えが良かった。悟が顔を上げる。その先には、ベージュ色の軽乗用車があった。それを見ると、「フッ」と鼻笑いをする。

「バカな女だぜ。わざわざここまでクルマで来て、走ってんなんてな! 確かにあんな格好では近所では走れねぇけどな」

悟が大笑いする。それにつられるように、良樹も下品に笑い出した。

コン、コン

ワゴン車の後部座席辺りを叩く音がすると、そこにゴロがいた。サイドミラーから悟が確認すると、良樹にドアロックを解除させると後部座席に乗り込んだ。

「あと少しで、クルマに帰ってきやす」

ゴロが二人に報告すると、良樹が運転席から降り後部座席に移り、悟が運転席に乗った。

「ぬかるな!」

悟の声にゴロが薬瓶を取り出した。液体が並々あり、スボンからくしゃくしゃなハンカチを取り出すと、たっぷりと湿らす。

「ゴロ、そんなのよく作れるな」
「それ程、効かねぇっスよ! ですから良樹さんの腕っぷしを貸してください!」
「やれやれ」
「シーッ! 女だ」


悟が動画の女を捉えた。少し距離があるものの肉眼から見る肉感は半端ない。「スゲェ」とぼそっと呟きワゴン車のエンジンを噴かし悪巧みを実行する。

3 捕獲

美優は少し疲れた。走り始めてから日が浅いこともあり、まだペース配分や限界を知らない。春先の寒い時期、首にあるタオルは汗を拭うのではなく体を少しでも温める使い方になっていた。

駐車場に、何台かクルマがある。しかし全く人気はなくゆっくり歩いていて自家用車を目指した。一台のワゴン車が静かに近づいて来る。美優の真横まで来ると徐行を始める。美優が不思議がりながら、チラリと硝子窓を覗く。そこには助手席にゴロがいて、後部座席に良樹がいた。

美優は本能が危険を察知し、疲れを忘れ逃げ出す。しかしそれに良樹が気づくと、いきなりドアを開け女を捕獲した。

「い、……」

美優が大声を上げようとしたが、良樹が咄嗟に口を塞いだ。少し遅れてゴロが助手席から飛び出すと、女の両脚を抱えてた。二人でワゴン車の後部座席に乗り込みドアを閉めると悟が急発進をした。人気は全くなく、完璧! つまり大成功だった。

「いや! やめて!」
「うるせー!」

ゴロが鼻と口に薬を塗りたぐったハンカチを押しつける。大声を張り裂けている美優は、それを思い切り吸い込んだ。アルコール臭にどこか生臭い香りを鼻から感じると、すぐに記憶が薄れ眠気が襲う。

「見よう見まねで作った割には、効いてるっス」

ゴロが自慢げにしている。すると悟と良樹の品のない笑いがし、それを耳にしながら美優が眠りについた。

「大成功だ! 悟ちゃん」
「ああ、ゴロもよくやった」
「へへへ、ありがとうございます! ところで、この豊満女、スゲェ格好っすね。犯して下さい! そんな格好っす! よっぽど男に飢えてたんスね!」

三人の男共の笑いが、ワゴン車に響く……これより、宴が始まる。

4 品書き

肴(おんな)

美優(みゆ)
二十代半ば
職業 会社員(秘書)
休日に起きた悪夢。


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