元妻の願い-9
「でも、よりによって、夏海さんの画像に反応しなくていいでしょ。ホンモノのおまんこがここにあるのに」
「あら?じゃあ、優希は画像で反応したことがないの?スマホで検索した画像でオナニーしたことはないってことね」
「そ、それは…」
もちろんあった。しかし、この場ではそれは認められなかった。
「大ちゃん、スマホ貸して」
優花は、受け取ったスマートフォンを操作し、姉妹とは別のフォルダを開いた。
「見て」
差し向けられた画像を見て、優希の胸がキュンとなった。
「こ、これって、もしかして…」
「そう、上のお兄ちゃんの秋大(あきひろ)よ。イケメンでしょ」
画像に映る若い男の容姿は、姉妹と同様に美形だった。しかし、優花の予想以上に優希がときめいたのは、その男に似た俳優のポスターを、優希が部屋の壁に貼ってあったからだ。
「そろそろ特定の彼女も欲しいらしいの。もちろん飛びきりエッチな子が条件だそうよ」
優希の耳がピクリと動いた。それを見て優花が畳み掛けた。
「○大の1年生なの。理系よ」
誰もが聞けば感心する旧帝大だ。
天に与えられた二物だけでも十分だったが、その鍛え抜かれた立ち姿は、まるでダビデ像だった。ただ像と違うのは、勃起した肉棒が腹に付くほど天を向いていたことだった。さらに…
「大きい…」
そう呟きながら、優希は優花に女体を押し付け、スマートフォンの画面を覗き込んでいた。
「うわっ、夏海さん、美味しそうに咥えて…。やだ、春香さんも…、姉妹のダブルフェラ…、あぁ…ぁ…、そ、そんな、左右のタマタマを分けあって…、あぁ…」
優花がスクロールする度に、興奮が増していった優希は、甘い吐息を洩らし始めた。
「あらあら、こんなに濡らしてオナニーするなんて、お父さんのこと言えないじゃない」
「だって、お母さんだってしてるじゃないの」
開き直った優希は、割れ目に指を這わした母親の股間を示した。
「うふふ、これを思い出せば、おまんこ濡れるし、オナニーもするでしょ」
優花がスマートフォンを操作して、自分が映る動画に切り替えた。
ーあん!あん!秋ちゃん、突いて!もっと!もっと!ああん、ああんー
スマートフォンから聞こえる優花の喘ぎ声と、後ろから激しく突かれる画面に優希の目が見開かれていった。
「やだ、お母さんに、そ、そんな…、やだ、秋大さん、そんなに激しく…」
前後に揺れる乳房、グチュグチュも淫口に出入りする肉棒、恍惚の母親の表情。それに興奮し、さらによく見ようとした優希は、スマートフォンを手に取ろうとした。しかし、
「ダメよ」
優花がそれを遠ざけた。
「あーん、どうしてよぉ〜」
「まんこ汁ビチョビチョの手で触らないで」
「あーん!触らないからもっと見せてよお〜」
優希の懇願を受けて、優花がニヤリと微笑んだ。
「あら?見るだけでいいの?」
「どういうこと?」
「うふふ、このオチンチン、生で味わいなくないの?」
優花はスマートフォンを差し出すと同時に、その下では優希の割れ目に指を沈めた。
「このエッチなおまんこに淹れたくないのかなあ」
「ああん」
快感に身を捩った優希だったが、直ぐに腰を引いて優花の指から逃れた。
「やめてよ」