秘密の館-1
高野も実際にここへ来るのは初めてだった。とある裏サイトでここを発見して貸主とのやり取りを重ね。少なくないお金を支払って会員になった。だがこうやって実際に足を運んでみると「素晴らしい」の一言だ。
汚れなき女子高生を凌辱するにはもってこいの場所に心が躍る。
「片岡・・・玄関のスーツケースを全部ここへ下ろしておいてくれ」
「・・・はい」
「19時か・・・12時間は楽しめるな・・・」
呟きながら高野は一階の戸締りの確認をしてソファで眠る川上の元へ・・・
睡眠導入剤の効果はだいたい3時間弱。もう少し効果が続きそうだ。片岡は30キロはあろうかという高野のスーツケースを必死に階下へと下ろしている。ようやく地下室に荷物を運び入れた片岡はすっかり汗だくだ。
乱れたロングヘアが数本、汗で色白のうなじにこびりついているのがまたイヤらしい。高野は大型のスーツケース二つを開ける。10台以上のビデオカメラ等の撮影機材の準備。そして怪しげな粉末の薬のような物や紙コップ、水を並べていく。その様子にを見ていた片岡は言い知れぬ恐怖を感じずにはいられない。
「片岡、おいで・・・」
「ヒッ!」
「どうした?」
「いえ・・・」
「コレを飲んで・・・」
紙コップを差し出す高野。中は透明で見た目は水のようだが・・・
怪しい薬が入っているのは間違いないが逆らう事は出来ないのは分かっている。目を閉じて一気に飲み干す。
「今呑んだのは利尿剤と下剤だ
「!!!」
「川上だけじゃ、つまらないからな片岡にもな色々させてもらうぞ?まずはその準備だ」
「トイレに行きたくなったらな、ちゃんと言うんだぞ?あそこの透明な便器でしてる所を撮るからな」
顔を歪めて首を振ってイヤイヤする片岡。
その恐怖に慄く片岡に無性に欲情してくる高野。そばに寄ると震えながら後ずさりする。ゆっくりゆっくり追い詰めていくと壁で行き場が無くなる。
「夏服は露出も多いし、ブラも透けてイイよなぁ・・・生地が薄いから触り心地も良さそうだ」
震えて立ち尽くすセーラー服姿の小柄な片岡の前に仁王立ち。ゆっくりとスカート越しに股間の辺りを弄りだす。
「ヒィッーー・・・」
小声で悲鳴を出すも抵抗すると更に恐ろしい目に合う事は身に染みて分かっているのでなされるがままの片岡。
「今日は蒸し暑かったからなぁ、さっきの労働で汗もかいたしココは良い具合に香ってるんじゃないか?」
「し、しりませんっ!」
「パンティを脱いでごらん」
「・・・」
苦悶の表情でスカートに手を入れて下着を脱ぎだす。ピンク色のシンプルパンティが現われる。震える手で差し出すのを受け取りチェック。さっきの労働で結構汗をかいたのか全体的に気持ち湿っている。裏返して股間のクロッチを・・・うっすらとシミが付いている。
「綺麗好きの片岡もさすがにこの時間のパンティにはシミがあるんだな?」
「いや・・・見ないで下さいっ!」
「こういうのが見たいからパンティ脱がしたんだろ?どれどれ匂いはどうかな?」
クロッチを鼻にあてる・・・
「うーん、ほのかにおしっこの匂いがするな。福本のアソコと違ってお前の股間は汗をかいても女の子らしい良い匂いだ」
「やだっ・・・止めて・・・」
そのまま舌を出してクロッチをペロペロ・・・
「うん、片岡・・・美味しいぞ?お前の股の味・・・」
顔を背ける片岡。
「そろそろ川上もお目覚めの時間だろう。目覚める前に連れてこないとな」
高野は地下室から上に上がり、川上をお姫様抱っこで連れてくる。眠っている川上を床に寝かせ、もう一度飲み物の準備。多めの利尿剤と下剤を混ぜておく。川上の上半身を起こして眠っているまま少しづつ口に入れる・・・
「ごほっ、ごほっ、ごほっ・・・あ、あー、あれ?」
飲み物でせき込んだ衝撃で意識を取り戻した川上。自分の今の状況が分からないでキョロキョロしている。
「あれ・・・わたし、どうしたんだっけ?あ、片岡先輩・・・わたし寝ちゃってどうしたんでしょうか?」
申し訳なさそうな顔をするものの返答できずに俯く片岡・・・
「先輩?」
「起きたみたいだな?」
「あ、先生っ!ここはどこですか?」
「ここはな、とある民家の地下室だ」
「えっ?地下室って・・・合宿所の下見は・・・」
「ああ、あれはな明日の昼間に行くからな。これから明日の朝まではここでゆっくり楽しもうと思ってな」
「楽しむ?何をですか?」
「まあ色々とな片岡も交えてな・・・」
「先輩も交えて?」
片岡を見る川上。こわばった表情でうつむく片岡を不思議そうに見ながら、この地下室ってヘンな機械がいっぱいありますよね・・・」
「ああ、SMっていう性的なプレイに使う器具だ」
「え、えすえむ?」
「聞いたことないかSMって?」
「えすえむ・・・も、もしかして・・・あの?」
「あの?じゃあ分からないが多分、お前が想像した、あの・・・だ」
「ちょ、ちょっと待って下さい・・・誰が、誰がそんなことするんですか?」
「俺がな・・・片岡と川上をなSMプレイで可愛がってやろうと思ってな・・・」
「な、何言ってるんですか・・・先生っ、冗談はやめて下さい!ねぇ・・・片岡先輩?」
助けを求めるように片岡を見る川上。無情にも片岡は川上と目を合わそうとしない。
「ちょ、ちょっと?片岡先輩?どうしたんですかっ?先生の言ってる事って・・・おかしいですよね?ねぇ、先輩っ!」
「片岡はすでに諦めてるぞ?川上・・・」
「諦めてるって・・・ねぇ先輩っ?SMプレイだなんて嘘ですよね?嘘ですよねっ?」
ようやく身体が目覚めだして立ち上がり片岡のそばに寄って声をかけるが相変わらずの反応の片岡・・・
「先生っ?冗談ですよね?ねぇ?」
「残念ながらこれが現実だ・・・お前はこの部屋から逃げることはできない」