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ひととき略奪
【その他 官能小説】

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愛の巣にて@-3

画面の中では、ケイと真由がキッチンでお酒を物色している。

「これ、実は俺が自作したオリジナルカクテルなんだ。ちょっとしかないから、みんなにバレないようにここで飲んじゃおう。」
そう言って手渡されたグラスを真由は何の疑いもなく受け取り、怪しいピンク色をした液体を口に含む。

(オリジナル要素は“クスリ”が入ってることだけなんだけどな。)
真由がゴクゴク飲み干している間に、ケイは、これからのことを想像しながら、真由のセクシーな身体をなめ回すように見つめる。

「すごくおいしい…!」
そんなこととは知らず、一気に飲みほした真由は、ケイにおかわりをねだる。


飲み会の席でも相性の良かったケイと真由は、元いた部屋に戻ろうとせず、2人きりの時間を過ごす。
しかし、真由は次第に全身がムズムズし始め、酔いとは違うボーッとした感覚に悩まされていく……


「なんか……この部屋暑くなーい?」
火照った顔の真由が言う。

「別にそんなことないよ。」
とぼけたような声でケイトが答える。

「いや…なんて言うんだろう……その……ケイと一緒にいると、なんかドキドキしてきちゃって、もっとお互いのことを分かりあえたらなあ、っていうか…」

「要するに…セックスしたい、ってこと?」

下品な笑みを浮かべながらケイが言う。

「真由ちゃんって見た目エロいなあ、って思ってたんだけど…今日会ったばかりの男にエッチを求めるようなドスケベちゃんだったんだね?」

下品な言葉を投げかけられ、真由は不快な気分になる。
しかし、全身へと広がった火照りは、そんな下品な言葉によって収まるようなものではない。

「俺さあ、正直今日は眠いんだよねえ。このへんに布団ひいて寝とくから、後は真由ちゃんの好きなようにやってくれない?」


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