我慢できない-2
「今度は、僕に舐めさせてください」
そう言うと、今度は高橋と体勢を入れ替えるように、タクヤは高橋の足元にひざまづいた。
すると、暗黙の了解で高橋は黙って、ベルトを外しジッパーを引き下ろした。
タクヤは、下着を押し上げている高橋のペニスを布越しにゆっくりと触って、その感触を味わった。
まだ完全に勃起していないペニスであったけれど、ダランとした肉棒は十分に大きかった。
タクヤは布越しのまま頬擦りをして、ペニスを刺激した。
さらに、おもむろに唇で下着を咥えると、ゆっくりと下着をずり下げて、徐々に大きくなりつつあるペニスを外の空気に晒した。
「おっきい、、、、」
タクヤはつぶやくと、両手で捧げるようにペニスを持ち上げると、そのまま口の中に収めた。
「おぅ、ふ〜〜〜っ」
高橋は満足げに声を出すと、タクヤの頭を撫でつけた。
タクヤは、うっとりとその肉棒を舐めしゃぶり、奉仕を始めた。
次第に固く、大きくなってきたそれを、亀頭の部分だけチロチロと舐めたり、根本から一気に舐め上げたり。
始めはダランと垂れ下がっていたものが、逞しく屹立し、その太さや長さは初めて見るペニスだった。
それは竿の部分だけではなく、亀頭の部分が凄かった。雁の部分はエラが張っており、挿入することが出来るのか不安になるほどだった。
ただし、その巨大な男根に屈服しているタクヤは、夢中で雁の部分にも舌を這わせて舐め上げていた。
「とても、おっきいです。すごい、おっきい」
タクヤはペニスから口を離して呻き、すぐにペニスを口に収める。
「タクヤくん、気持ち良いよ。オレのチンポ美味しいだろ?」
「はい、とっても美味しいです。最高です」
タクヤは初めて味わう巨根を夢中で吸い付き、舐めしゃぶった。
そうしてタクヤの奉仕を受けていた高橋が、ふとトイレに設置されている鏡に気が付くと、タクヤには奉仕させたまま鏡の前に移動した。
タクヤも、あわせて膝立ちのまま移動した。
「ほら、その鏡を見てごらん?」
タクヤは言われるがまま、横目で鏡を見ると、自分たちの姿が丸見えだった。
ズボンを脱ぎ仁王立ちになっている高橋の巨大な男根を、膝立ちで咥えている全裸のタクヤ。
自分でも気づかなかったが、その顔は紅潮し、その目はトロンと呆けていた。
とてつもなくイヤらしい姿に興奮したのか、高橋のそれは、さらに硬さを増していった。
タクヤの唇から顎にかけては、唇から漏れた自らの唾液で濡れ光り、高橋のペニスも同じく濡れ光っていた。
しばらく、そのままタクヤの口での奉仕を楽しんでいた高橋だったが、いよいよタクヤの口からペニスを抜き取ると、タクヤに尻を差し出すように伝えた。
「さあ、今度はお尻でオレのモノを味わってもらうよ」
高橋はタクヤを洗面台にもたれ掛からせて、尻を突き出させた。
タクヤは背中を逸らせ、自分でも大きくイヤらしいと考えている尻を高橋に向かって差し出す。
期待から、タクヤは無意識に尻を左右に揺らして、高橋を誘う。
高橋はタクヤの尻肉を掴み、左右に大きく広げで、尻穴を晒した。
「おおっ、大きくてイヤらしいお尻だ。最高だよ。犯しがいのある尻だ」
そう言うと、高橋はワセリンを指に塗りたくると、タクヤの尻穴に指を挿入した。
「あうっっ、あん、ああ〜ん」
公共のトイレなので、声を抑えなければならないのに、自然と喘ぎ声が出てしまう。
「あれ?おやおや、もうほぐれてるじゃないか〜。自分でしたのかい?」
タクヤは無言で首を縦に振る。
「やっぱり君はエロいよ。変態だね」
高橋はニヤニヤ笑いながら、指でアナルをほじくり続けた。
「さぁ、これで大丈夫だろう。それじゃ、挿れるよ?」
「はい、お願いします。お尻に挿れてください」タクヤはさらに尻を突き出すと、高橋はペニスをその禁断の穴に突き当てると、ゆっくりと挿入した。
すでにほぐれたアナルは、そのまま飲み込むかと思ったが、巨大な亀頭はなかなか入らなかった。
「う〜ん、タクヤはこんなに変態なのに、まだお尻の穴はキツいんだね」
高橋は何回も入れたり出したりを繰り返しながら、少しづつ挿入していった。
メリメリッ。
尻穴を貫く鈍い痛みがひときわ大きくなったと思ったら、次の瞬間には収まっていた。
ようやく雁の部分が中に入ったのだ。
さらに高橋は腰を押し付けて、さらに深く挿入してきた。
タクヤは初めて味わう巨根の痛みに耐えながら、その手を伸ばして、結合部を自ら触った。
先ほどまで舐めしゃぶっていたモノが、自分のお尻を貫いている。
本当にあの太いモノが入るなんて。
目眩がするほどの倒錯感で興奮し、さらに指でペニスとアナルを触る。
その動きがじんわりと快楽を引き出し、指の動きは愛撫になる。
「いいね〜、エロいよ。どう、慣れてきたかな?動いても良い?」
タクヤはゆっくり頷きながら括約筋を締め、肉棒に伝えた。
高橋はゆっくりとペニスを引き出し、再びゆっくりと挿入した。
「ああっ、入ってる。おチンポお尻に入ってる〜」
タクヤが囁くように呻き声をあげる。
「ああ、いいよ、いいよ。タクヤのお尻、気持ち良いよ〜」
高橋はタクヤの尻をつかんで、ゆっくりと抽送を繰り返し始めた。
浅黒い巨大なペニスが、ムチムチの尻肉を割って入り、引き出される。
2人は禁断の性行で繋がり、快楽を共にした。
徐々に抽送のスピードは早まり、激しくなっていく。すると、腰と尻がぶつかる時のペチペチという肉の音が響き始めた。
「…、…、…」
タクヤは声にならない呻き声をあげ、アナルから伝わる快感に浸り、さらに深く迎え入れようと、両手を後ろに回して尻肉を自ら鷲掴みにして左右いっぱいに広げる。
高橋はそれを見ると、タクヤの両手に自分の指を絡めて尻を掴むと、さらに激しく腰を打ちつけた。
2人とも無言で汗だくになりながら、快楽を貪り続けた。