前編 (2021/05/31)-6
「それじゃ、オナニーを始めましょう。」
しゃがんでペニスを見ている美咲が浩平を見上げる。
「えっと・・・、
どうしたらいいですか?」
「握って上下に動かす、って図解に出てたわよね。
私が知ってるのもその方法。
とりあえず、まずは握って動かしてみましょう。」
「はい。」
浩平は美咲に言われるがままに、右手で陰茎を握り、
ぎこちなく手を動かした。
「先生・・・、
こんな感じでいいんですか?」
浩平はしゅるしゅるとしごきながら、美咲に尋ねてきた。
「うん、大丈夫よ。
そんな感じでOK。」
美咲はペニスから目を離すことなく、
じっと見続けている。
やがて・・・。
尿道口から、透明な液体が溢れ出てきた。
「あ・・・、浩平くん、
何か出てきた。」
「え?
精液ですか?」
「これは・・・違うわね。
・・・・透明だし。
勢いよく飛び出てきてないし。
これはね、性的に興奮すると出てくるの。
オナニーが順調ってこと。」
「そうなんですね・・・、
分かりました。」
浩平はそう言って、右手でしごく動作を続ける。