真奈美の過激な体験 4 真夜中の出来事 2-1
〈パパッ パパッ パパッ パパッ〉
思っていたよりもはるかに力の入ったタッピングに続き、真央の全身が硬直した。
それを待っていたかのように、
雄大も利彦も、真央の口やオマ〇コに大量のザーメンを迸らせた。
利彦はうめき声をあげながらその場にしゃがみこんだ。
雄大は真央の身体の上に崩れ落ちた。
3人の身体は小刻みに痙攣を繰り返している。
特に真央の内部は雄大のペニスからさらにザーメンを絞り出そうとするかのように、
連続的に収縮を繰り返していた。
真央は喉奥に出された利彦のザーメンを、喉を鳴らしながら飲み干すと、
ようやく利彦のペニスを口から外した。
それを合図に、雄大も利彦も、ゆっくりと真央の身体から離れた。
真央は口の端からも股間からもザーメンを垂れ流しながら、
ゆっくりと身体を起こした。
利彦も、射精後のけだるさを感じながらも起き上がり、
真央をそっと抱き寄せた。
ふたりがどちらかともなく唇を合わせ、
互いの身体を優しくいたわるように触り始めると、
それを見ていた雄大がつぶやくように言った。
「悔しいけど、お似合いのカップルだな。
真央ちゃん。こっちが本当の真央ちゃんじゃないのかい?」
「えっ?どういうこと?」
「いや。とっても幸せそうな顔してるし……。
本当は、優しく抱かれることを望んでいたんじゃないのかなあって思ってさ。」
しみじみと雄大が言うのを聞いて、利彦も言った。
「うん。ボクもそんな気がしてたんだよ。」
「えっ?だって、あんなに激しくしてくれたじゃないの。
わたしも、ものすごく感じちゃったし。」
「でも、ボクには真央ちゃんが無理しているっていうか……。
そういう真央ちゃんを演じているように思えたんだ。」
「利彦もか?いや、オレも、なんか途中でそう思たんだ。
真央ちゃんの中には、もっと違う真央ちゃんがいるんじゃないかって。」
「うん。孝志君を巡って、いつもお母さんと張り合ってきたことで、
真央ちゃんの中になにか意地みたいなものが生まれたんじゃないのかなあ。」
「本当はお兄さんにも甘えたいんじゃないの?」
「お兄ちゃんに甘える?え〜?ちょっと想像できないなあ。」
「それはお母さんがいるからでしょ?
お母さんのことを切り離して考えてごらんよ。」
「利彦。それは無理だろ?
現実に、真央ちゃんのお母さんは、いつだって孝志君に抱かれたいと思っているんだ。
真央ちゃんがお母さんを意識しないなんて、出来ないさ。」
「う〜ん。じゃあさ……。
今夜は……。もうそれほど時間はないけれど。
明日もまた、ボクたちと過ごせるとするだろ?
その時、真央ちゃんはボクたちに何を望む?」
「明日?真奈美ちゃんたちもいるのよね?」
「うん。そうだね。明日は真央ちゃんが独占、っていうわけにはいかないだろうね。
それに、明日は沙織と奈々美も加わるんじゃないかな。」
「妹さんたちも?」
「ああ。明日いらっしゃるお客様のおもてなしをオレたちがするっていうことは、
多分ないと思うんだ。
大人は大人っていうか……。夫婦3組の夫婦交換、
そんなことになるような気がするからね。」
それを聞いた真央の目が輝いた。
「じゃあ、お兄ちゃんはわたしたちと一緒?」
「ああ。そうなると、男は孝志君とオレと利彦の3人。
女は真央ちゃんと真奈美ちゃん、沙織と奈々美の4人。」
「すご〜い。男3人女4人の7P?わたしの最高記録更新間違いなしだわ。」
「あ、やっぱり、複数も結構経験、有るんだね。」
「う〜ん。同年代じゃないけれどね。」
「おじ様たちが多いってこと?」
「う〜ん。もうバレてるだろうけど、あんまり話したくない……かな。」
「あ、ごめんごめん。
ただ、明日のことを考えるときに参考になるかなって思ってね。」
「参考?」
「いや。何をするかもそうだけど、誰とするかも大事でしょ?」
「そっか。うん。確かにね。」
「でも、無理にとは言わないよ。
言いたくないことだって、有って当たり前だし。」
「うん……そうだなぁ〜。
若い人との経験は、正直、少ないかな。
っていうより、おじ様たちとの経験が多いかも。
それも、大事にされるっていうより……。」
「弄ばれる……感じ、かな。」
「うん。わたし一人を何人かのおじ様が、
舐めたり入れたり、触ったり……。」
「そっか。そんな感じなんだ。」
「じゃあ、なおのこと、本当の意味で、優しくされたいんじゃないの?」
「そうかもね。今夜も雄大君と利彦君が相手をしてくれるって聞いて……。
迷ったんだ。
本当に優しくしてもらおうかなって。
でも、わたし、じっとしてられるかなって思っちゃったんだ。
だって、たいていはわたしが一人ベッドに寝ていて、
男の人たちが自分のペースで、触ったり、キスしたり、
やりたいことをやりたいだけやって……。
だから、そういう時って、何も考えないようにしてるんだ。
だって、なんか自分が惨めっていうか……。
自分の感情は別って思っていたいんだよね。」
「わたしは好んでこうしているわけじゃないっていうこと?」
「うん。そうかも知れないね。
自分で選んだ道なのに、自分で否定しているっていう感じかな。」
「そっか。じゃあ、あんまり楽しくはないんだね。」
「うん。それで、そのうちに握ってだとか、舐めてだとか、咥えてって言われて、
わたし、言われた通りにするのが普通だから……。
だから、さっきも……。
じっとしてたらいつもと同じになっちゃうんじゃないかって思っちゃって。
だったら、思いっきり虐めてもらった方が……。」
真央は一気にそこまで言うと、ふうっと大きく息を吐いた。