母娘崩壊-10
『ちょっと待ってよ。調べられてるだけで可愛い声出しちゃってない?』
『やっぱり雪絵ママの娘だよなあ?エロの血は争えないって』
「ッ〜〜〜〜!」
蔑みの言葉……だが、愛はそれが知られている≠ゥら出た言葉だと思った。
多少なりとも異性との体験があるのなら、今の愛の身体に起きた反応は不思議でもなんでもない。
しかし、未経験の愛には、それが分からない。
衝撃的だった母の乱れっぷりに愛は驚愕した。
それは誇張して描いたエロマンガの描写すら凌駕する、獣に豹変した淫乱な女そのものだったからだ。
触診の最中に感じた《快感》を、愛は恐れた。
このまま触られ続けていたら、きっと自分も母のようになってしまう…と。
男の局部を不潔とも思わず、涎を垂らして貪りまわる《獣》になってしまうと本気で思った。
「ぶはあッ…!ハアッ…ハアッ…ぱ、パパ許してッ!パパ許してくださいぃッ!」
男根から解放された愛が開口一番に叫んだのは、この卑劣な痴漢共を「パパ」と呼び、許しを乞う台詞だった。
愛は既にペットとして扱われており、今は躾の真っ只中にいる。
知らぬ間に堕ちた℃ゥ分に気づかぬ愛は、高橋の右手を握るだけで振り払えず、自発的に離れてくれるのを願って哀願の台詞を叫び続ける。
『そうだよ?パパって呼んでくれたら、パパも素直になるんだ……』
呆気なく高橋は愛から離れた。
言われた通りに「パパ」と呼んだのに、その約束を守ってやらなければ愛は反発するだけ。
だが愛を弄ぶのまで止めるつもりはない。
直ぐに離れたのは愛を思い通りのペットにする為なのだ。
間隔を空けて高橋は佐藤と並び、その二人の間から鈴木はカメラを向ける。
胸元を開けたセーラー服は両の乳首を曝け出したままで、泣きっ面の紅潮は鎖骨の辺りまで拡大しており、今や隠しようのないパンティは、股間の部分の大きな膨らみをカメラに向かって曝していた。
『パパのおチンチンからザーメンを出してくれたら撮影は終わりだよ?さあ、もう少しだけ頑張ろうか』
「ッ………!!!」
真っ暗闇の中に放られたら、フラフラと彷徨うか、その場に立ち尽くしてしまうだろう。
だが僅かでも光がさせば、間違いなくその方向へ真っ直ぐに進むはず。
絶望を感じていた愛は、今の言葉に希望をみた。
あの白濁した汚らしい体液を再び出す事が出来れば、この悍ましい空間から抜け出せる。
例え口の中に出されたとしても、自分の身体の局部に男根を突き刺されるよりはマシ……その選択肢を迷わず選んでしまうくらい、愛の精神は追い詰められていた。
『まだ愛ちゃんの身体は小さいもんねえ?ママみたいに《合体》なんかしたら、ピリピリって裂けちゃうかもしれないし』
『ね?痴漢師は優しいでしょ?これがレイプ魔だったらおチンチンをブッ挿しちゃってるから』
愛の表情に安堵とは違う何か≠ェ浮かんでいた。
それは疑いを拭いきれぬ疑心と、本当にそうして欲しいと願う真っ直ぐな思いが入り混じったものだ。
『ねえ愛ちゃん、パパのおチンチンってどう?やっぱり大きいの?』
「んうッ…ひ…ッ…ぐッ」
150センチにも満たない愛からすれば、この平均的なサイズの男根ですら巨根であった。
こんなモノが自分の股座に突っ込まれたなら……「大きい」と言わせたくて出された質問だと分かっていても、今の愛に反抗心など微塵もない……。
「ひぅ…ッ…おッ…大きい…ッ…で…ですッ」