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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 同窓会タイム 2-5

「行っちゃった……。」
「綾乃、すっかりあの頃の自信を取り戻したみたいだな。
 史恵もああいうところは変わってないな。」
「ええ。二人とも、あの強引さ。行動力。あの頃のままだわ。」

綾乃と史恵が走っていくのを見ていた香澄の肩に、匠の手が置かれた。
「身体の方もあの頃のままだったよ、史恵は。
 多少、それなりに柔らかく丸みを帯びたけれど、
 乳房も、腰の使い方も、
 オマ〇コの味も匂いも締め付けも……。」

「ヤダ、いきなりそんな話?」
「だって、待たずに始めてろって。
 それに、2人は制服を着て戻ってくるだけだから、あんまり時間もないしね。」

匠はそのまま香澄を抱き寄せ、キスをした。
香澄も最初はイヤイヤと顔を横に振ったが、すぐにそれに応じ、
二人はすぐに舌を絡め始めた。

香澄は匠に抱き締められながら、今朝、屋上へ上がる時に、
夫と階段で立ったままセックスをした時のことを思い起こしていた。
(あれが高校時代に戻るきっかけになるなんて……。
 でも、あの頃はさすがに日曜日の校舎内っていうのは思いつかなかったな。
 でも、確かに忍び込みさえすれば、人に見つかる確率は低いし……。
 まあ、もしも見つかったら決定的にはなるけど……。
 あ、そっか。教室に入れば机やいすもあったんだわ。)

香澄は机やいすを使った体位を思い浮かべた。
(ああ、どうしてあの頃、気づかなかったんだろう……。
 ベッドや布団の上と違って硬いのは我慢するとして、
 いろんな体位ができるじゃない……。
 あのアパートの部屋以外でする時は、
 野外で、しかも立ったままって思い込んでたけど、
 結構いい場所、あったんだ……。
 もしかしたら、匠君も同じこと考えてるのかしら。)

「ねえ、さっきからおなかにぶつかってるのって……。」
「ああ。握ってみるかい?」
「いきなり?」
「いきなりもなにも、手で確かめないうちに入れちゃ失礼かと思ってさ。
 ずっと遠慮してたんだよ。」
「本当にここで始めるつもり?」
「もちろんさ。ずっと我慢していたって言っただろ?
 もたもたしていると、史恵と綾乃が戻ってきちゃうよ。
 だから、その前に、香澄のここ……。」
「あん。いきなりダメだってば。」
「大丈夫さ。階段の段差をうまく使えば、立ったままでも、十分にできるさ。」

(匠君、あの頃の雰囲気に戻ってきたみたい……。
 その気になったのかなあ。)

「ねえ、匠君。もしかして、誰かと試したの?」
「試すって?」
「階段の段差を使えば、立ったままでもできるってことをよ。」
「そ、そんなこと、するわけないじゃないか。
 だいたいボクが香澄さん以外の……。
 ボクは香澄さんだけだよ。」

「じゃあ、わたしのこと、好き?」
「えっ?あ、ああ。好きだよ。香澄さん。」
(やっぱりそうだ。さん付けで呼んだりして……。
 匠君、高校時代に戻ったつもりなんだわ。)

香澄は匠の顔をじっと見た。
当然のことながら顔は少し老けて見えるが、全体の雰囲気は変わりない。
制服を着れば高校生に見えないこともないだろうが、今はお互いに全裸だ。
少しお腹が出ていることを除けば、引き締まった身体はあの頃とそう変わりない。
もしかすると、圧倒的に違うのは股間の大きさだけかもしれなかった。

(匠君があの頃に戻ったつもりなら……聞いてみようかな……。)
香澄は史恵にもぶつけた質問を匠にも聞いてみることにした。

「ねえ、匠君。正直に言って。 
 階段で試したかどうかは別として……。
 わたしが一緒じゃない時でも、
 あのアパートで史恵や綾乃とセックスしてるんじゃないの?」
「か、香澄がいない時に、あのアパートに行くわけないじゃないか。」
「じゃあ、あのアパートじゃなくて、別の場所で会ってるの?」
「別の場所って……。」
「例えば史恵の家とか……。」
「史恵の家?史恵の家に行ったのは、あの時だけさ。
 あの後は一回も行ってないよ。」

「そう……。でも、もし、わたしが一緒じゃない時でも、
 綾乃や史恵が抱きたくなったら、わたしに遠慮しなくていいからね。」
「な、なんでそんなこと言うの?
 ボクが香澄以外の女の子と二人きりで会うわけ、な、ないじゃないか。」
「匠君……。」
「香澄…さん。」

匠との会話を続けるうちに、香澄は本当にあの頃に戻ったような気がしてきた。
匠も、その気になって、高校生を演じているのがわかる。
二人はどちらからともなく抱き合い、キスをした。
香澄の手は自然と匠の股間へ伸びる。
しっかりと握ってみると、思った以上に太く硬いペニスに、
香澄は思わず手を引っ込めそうになった。
「怖いかい?」
「ううん。怖いのは自分の方よ。」
「香澄の方?」
「ええ。こんなに太くて硬いペニスを、
 自分のオマ〇コに早く入れたくてうずうずしている自分が怖いの。」


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