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長い夜は湯煙と共に
【SM 官能小説】

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爆尻崩壊、押し流されるプライド-1

「えっ、もう漏れるんですか!?」

しまった。加減が分からず、お湯を肛門に入れ過ぎたようだ。鎖和乃さんがこんなに早く便意を催すとは。

今更ながら、僕は慌てた。さすがに温泉宿の浴場で固形の汚物をぶちまけるのはまずい。

「と、とりあえず我慢して……」

そう言ってお尻を軽くパン、とはたく。鎖和乃さんは苦しそうに答えた。

「はいいいぃ……できるだけ我慢いたしますわ。強姦魔様……」

とはいえ、鎖和乃さんがいつまで我慢できるか分からない。考え込んでいると、鎖和乃さんは右手でお尻を押さえ、悲痛な顔で哀願してきた。

「あああぁ、強姦魔様ぁ……後生ですわ。どうかおトイレに行かせてくださいませ……」

あっ、そうか。トイレに行くのアリなんだ。だったらさっさと出してきてもらえばいい。トイレは外の脱衣場にあったから、すぐに行ける。

「それじゃあ……」

僕は鎖和乃さんの肩を抱いて助け起こそうとした。その途端、冷たい表情でにらみ付けられる。

「はあ!?」
「ひっ……」

どうやら、素直にトイレに行かせてはいけないらしい。懇願するだけ懇願させて、許さないのを鎖和乃さんは期待しているようだ。僕は慌てて言い直した。

「と、トイレに行くのは駄目です……」
「ああああぁ……そんな……非道過ぎますわ、強姦魔様ぁ……」

鎖和乃さんの表情は絶望に歪むが、少し嬉しそうでもあった。一方僕は途方に暮れる。どうすればいいのか……?

いや待てよ。さっきはおしっこを排水溝に流し込んだ。今度は排水溝の穴に直接放出すれば、何とか床を汚さずに済むのではないだろうか。僕は急いで洗い場の床の縁に向かった。洗い場の縁には洗面器やシャンプーを乗せる段差があり、その手前一帯が排水溝になっている。

そして排水溝は、縦長の穴がたくさん開いた鉄板でふさがれている。その穴に爪を引っ掛けて持ち上げ、外すと、中には水の落ちる丸い穴が見つかった。

「よし……」

僕は鎖和乃さんのところに戻った。続いて、またお尻をはたいて命令する。

パン!

「あああぁ!」
「あそこまで歩いてください」
「はいぃ……仰せのままに。強姦魔様あぁ……」

僕が洗い場を指差すと、鎖和乃さんは上体を起こし、ふらふらと立ち上がった。乳首のリングに吊るしていたシャンプーボトルは、突っ伏したときに外れてしまったのだろう、床に倒れた状態で残されている。

そして、内股でよちよち歩く鎖和乃さん。重りから解放されたおっぱいが、足を進めるたびにブルンブルン揺れる。到着すると、またお尻を叩いて命じた。

パン!

「あはあぁん!」
「この段差にしゃがんでください。お尻はこっちに向けて」
「はいいぃ……かしこまりましたわあぁ……」

鎖和乃さんは和式トイレに跨るような姿勢で段差に座り込み、大きなお尻をこっちに向ける。

「もうちょっと右……あ、行き過ぎ。そう、そこで……あっ、もうちょっと前……」

僕は、鎖和乃さんの肛門が丸い穴の真上に来るよう、誘導して位置を調整する。位置がちょうど良くなったところで、「そこでストップ」と命令する。

「あああぁ……ここがわたくしに与えられたおトイレなのですわね……」
「そ、そうです……」
「あああぁ……ここで強姦魔様に観察されながら排便……菊紅鎖和乃、末代までの恥辱ですわぁ……」

こちらを向く鎖和乃さんの顔は、真っ赤になっていた。目にはうっすら涙も浮かんでいる。

「ああぁんっ……大便だけは……大便だけはお目にかける訳に参りませんわ……それも御覧いただいてしまったら、わたくしは……」

口では抵抗する鎖和乃さんだったが、お尻をぐいっと突き出した姿勢のまま、微動だにできなかった。両手はバランスを崩さないためか、左右の蛇口を掴んでいる。そのため、どんなに恥ずかしくても、手でお尻を隠すことさえできないのだ。


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