真奈美の過激な体験 4 真夜中の出来事 1-4
「真央ちゃん。何度もごめんね。
やっぱり、約束を決めておこうと思ってさ。」
「約束?」
「うん。あのね、ボクも雄大も、一度火がつくと、
なかなか止まれなくなるタイプなんだ。
だから、真央ちゃんが、本当にもうダメっていう時に出す、
合図を決めておきたいんだよ。」
「そんな心配ないってば。わたし、もうダメなんて言わないから。」
「うん。その気持ちもわかるんだけど、
もしもそれで万が一、お互いが限度を越えちゃったら……。」
「でも、そのギリギリがいいんじゃない。」
「それはボクたちもわかるんだ。ギリギリがいいっていうのはね。
でも、そのギリギリっていう基準が、人それぞれ違うだろ?
それは真央ちゃんの反応で見るしかないんだけれど、
ボクたち、まだ確信が持てないんだ。
真央ちゃんの限界がどのあたりなのか、どういう反応がギリギリなのか。
だから……。」
「わかったわ。そういうのも反対に、面白いかもね。
じゃあ、例えば……
もっと、とか、もう少し、とか、もうダメ、とか、もうやめてとか……。
そういうのを合図にすればいい?」
「そんなに種類があって大丈夫?
いざとなった時、ギリギリのところで合図できる?」
「うん。それに近いことはやったこと、あるもの。
おじ様たちって、集団になると目の色が変わって、
本当に我を忘れることってあるのよ。
だから、わたしもギリギリっていうのはちゃんと前もって言っておくの。
身体のどこかをタッピング、するから。」
「なるほどね。」
「雄大が相手の時は、思いっきり叩いていいからね。」
「おい、それじゃタッピングじゃなくってスパンキングだろ。」
「それじゃあ……【もっと】と【ギリギリ】と、【もうダメ】。
それから最後に【本当にもうダメ。】
この4つでいいかしら。」
「なるほどね。で?」
「【もっと】が〈パンパ〉。【ギリギリ】は〈パンパン〉。
【もうダメ】は〈パン パパッ〉
それから最後に【本当にもうダメ。】は〈パパッ パパッ パパッ パパッ〉」
「なるほどね。一度、やってみて。区別がつかないと大変だから。」
「〈パンパ〉」
「うん、なるほど。
「〈パンパン〉」
「ああ、確かに。」
「〈パン パパッ〉」
「はいはい。わかりますよ。」
「〈パパッ パパッ パパッ パパッ〉」
「あ、やばい感じね。」
「どう?これでいい?」
「うん。もちろん、言葉が出せるなら、その方がいいんだけどね。」
「う〜ん。でも、言葉は裏切るのよね、時々。」
「何、それ?」
「だから……簡単に言えば、まだまだいけそうなのに、
もうダメ、止めて、って言っちゃうことって多いのよ。
特に、もうダメは口癖みたいなものだわ。
ああ、もうダメ、止めてって、
もうすぐ絶頂っていう時にうっかり口にしたことがあって……。
本当に止められちゃったの。
気が狂うかと思ったわ、欲求不満で。」
「あ、確かにね。女のイヤイヤは、本当はもっともっとだって、よく言うものね。」
「まあ、人によっては本当の場合もあるから、気を付けてね。」
「じゃあ、ボクらは真央ちゃんの言葉の方は信じないで、
タッピングの方を信じればいいのかい?」
「ええ。もちろんセックスの最中だけの話よ。
っていうか……。極限にチャレンジしているとき限定かしらね。
わたしが〈パパッ パパッ パパッ パパッ〉をしない限りは、
何を言っても、まだまだ、もっともっと、っていうことだと思って。」
「真央ちゃんの言葉は信じないってことでいいんだね。」
「そうね。例えば……。
雄大君、素敵よっていうのは、
雄大!だらしないわよ。もっと頑張って頂戴っていうことかもしれないし、
利彦君、いいわ。入れて、もっと動いて、っていうのは、
ねえ、利彦君。素敵よ。利彦君のペニス。
ねえ、真央のこと、もっともっと焦らして。
ああ、そうよ。そこよ。ねえ、もっと、もっと激しくして。
真央のオマ〇コ、壊れるくらいに動いて。
ってことかもしれないわ。」
「…………真央ちゃん。今のって絶対に悪意があるよねえ?」
「気にしないでって言ったでしょ。真央の言葉は信じちゃいけないのよ。」
言葉なんか信じないで、わたしをたっぷり弄んでってことよ。」
「なんか、オレたちの方が弄ばれそうだなあ。」
「気にしない気にしない。120%全開で来てね。」
そう言うと真央はもう一度タッピングの合図を確認しながら立ち上がり、
ゆったりと身体を動かし始めた。
「どうしたの?」
「ちょっとストレッチ。やっぱり結構きついみたい。
気持ちの方はもっともっとでも、身体の方は結構きついみたい。」
「じゃあ、止めておく?」
「とんでもないわ。続きがしたいから、ストレッチをしているのよ。」
利彦と雄大は改めの真央の身体を見た。
身長はそれほど大きくないが、いわゆる肉感的な身体をしている。
特に太っているわけではなく、どちらかと言えば筋肉質だが、
女とのしての柔らかさも備えていた。
乳房は身体の大きさの割には大きく、たっぷりとした感じだ。
それでいて腰はキュッと締まっていて、
ヒップは小さいながらもそれなりのボリュームがあり、張りがある。
いわゆる、男好きするタイプの身体つきなのだろう、
そばにいれば手を出したくなるような身体つきだ。
今は全身が軽く汗ばみ、肌が光っていて、なおのこと魅力的だった。
そんな真央が今、目の前で、全裸のまま、ストレッチをしているのだ。
脚を大きく開き、身体を右に左に捻り、さらにはブリッジまで始めた。
もちろん、割れ目からアナルまでが全開で、真央自身隠すつもりもないようだった。