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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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真奈美の過激な体験 4 真夜中の出来事 1-5

仕事がら、雄大と利彦が普段おもてなしをする相手は、
そのほとんどが年上の女性だ。
しかも、大多数が子育てを終え、
子どもたちが自立した夫婦二人きりでの宿泊客が中心だ。
つまりは一般的に熟女といった感じの女性が多い。

史恵はなぜかしら夫婦や家族しか予約を取らなかった。
男性グループや女性グループも受け入れたほうが利益は上がるだろうに、
その点だけは頑なだった。
「欲求不満の熟女や、あなたたち若い子目当ての人には来てほしくないのよ。
 夫婦や家族の新しい在り方を求めている人たちの、
 満たされない欲望を満たしてあげたいだけ。」

その結果、たいていの客のおもてなしは、
史恵と哲郎の夫婦が務めることになる。
稀にだが、妻が複数の男性と絡んでいる場面が見たい夫からの要望や、
妻自身が複数の男性から奉仕されたいなどという要望があると、
から特に5P6Pなどの要望があることがあった。
その時が雄大や利彦の出番となる。

したがって、必然的に、雄大も利彦も、
多くの場合は自分の母親年齢の女性を抱くことになる。
新婚間もない夫婦も訪れることもあったが、それは極めてまれなことだった。

稀という点では、家族連れで訪れる客も少なかった。
夫婦交換をする夫婦の数と比べ、
家族による近親相姦を堂々と行っている家族の数は、
遥かに少ないのだろう。
いや、近親相姦を認めている夫婦が少ないと言った方が正解だろう。

夫に内緒で息子と関係をもつ妻。
妻には内緒で娘を抱く夫。
もしも互いに、その事実に気が付いていたとしても、敢えて表には出さなかったり、
暗黙の了解という形で事を荒立てない夫婦がほとんどなのだ。

それに、仮に、近親相姦を認め合った形で行っている家族がいたとして、
さらに他の家族との交換までもしようとするだろうか。

夫婦交換が日常的に行われている夫婦も、近親相姦を行っている親子も、
さらには家族どうしで親でもなく子でもなく、
単なる男と女として、家族の間でセックスをするような家族交歓をする家族も、
おそらくは世間には知られることのないように、
ひっそりとその行為を行っているに違いないのだ。
夫婦交換以上に、近親相姦、そして家族交歓は、
道徳的にも倫理的にも、そして世間の常識と当てはめた時に、
決して許されることのない、禁断の行為なのだ。

本来、秘密の行為である近親相姦や家族交歓を行う家族の、
子どもたちの年齢はいくつくらいなのだろう。
真央の場合は、20代そこそこ、利彦、雄大も同じである。
真奈美のように10代中盤、沙織、奈々美は10台後半。
そんな若い娘や息子と一緒に家族交換しようとする家族も、極めて稀である。

言ってみれば、真央のような女性が雄大や利彦の目の前に現れること自体が、
奇跡的なことなのだ。

利彦や雄大のプライベートにおける女性関係がどうなのかは別として、
真央のように、自分たちといくらも年齢が違わない、
顔はアイドルにもいそうな愛くるしい顔立ちで、
肉感的なボディーの持ち主を、
おもてなしの相手として抱くことなど、ほとんどあり得ないことだった。

客には必要以上の感情を持たないように、両親からは言われているが、
真央を相手にして心が動かない男がいるはずはなかった。
事実、昨夜からの経緯を見ても、利彦は真央に惚れている。
真央の方も、雄大との比較ということではなく、
利彦にぞっこんなことは誰の目にも明らかなことだった。

しかし、あくまでも限られた時間の中での関係であり、
言ってみればおもてなしの相手と奉仕者という立場の違いは歴然としてある。
大雨のために不通になった鉄道が復旧すれば、
真央はすぐに雄大や利彦のもとを去っていく。
決して恋愛には発展しないという前提での肉体関係。
真央にも、旅の恥は掛け捨て的な発想があるのかもしれなかった。
家に帰れば、真央には、
父親との関係の修復という、乗り越えなければならない大きな壁があった。
だからこそ、若い二人の肉体を一心不乱に貪りたいと考えたのも、
無理もないことだった。

そしてその真央の欲望に応えるべく、
利彦と雄大の股間が普段以上の頑張りを見せるのは、
あまりにも当然のことだった。


真央のストレッチはブリッジからの大開脚で幕を閉じた。
「真央ちゃん、何かスポーツ、やってたの?」
「スポーツはいろいろと浅く広くやって来たわよ。」
「例えば?」
「新体操とか……水泳とか……。」
「なるほどね。だからそんなに柔らかいんだ。」
「どうせなら、もっと見せてあげようか?」
「いや、それはまた次の機会にするよ。
 真央ちゃんの身体は、見ているだけで満足できるような身体じゃないからね。」
「わたしも、そう思うわ。
 見られるのも感じるけれど、無茶苦茶にされたい思いの方がはるかに強いもの。」

真央はそう言うと、再び仰向けになった。
「いつでもいいわよ。」
「また、仰向けからなのかい?」
「あ、そうか。うつ伏せにするんだったっけ。
 ねえ、どうせだったら、このまま一度、入れてくれる?」
雄大が真央の股にクロスするような形でペニスを挿入し、
大きく口を開いた真央の口に敏明がペニスを差し込むと、
真央はそのままの態勢で身体を半回転させ、うつ伏せになった。


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