母の想い、娘の思いやり-2
「なら、大丈夫ね。お母さんのおまんこの中の精子を指で掻き出して、一旦口に溜めるのよ」
優希の言葉をあっさりと聞き流し、乱交初心者の娘に心得を教え始めた。
「驚かないの?あたし、お父さんのおしっこ飲んだんだよ」
驚かそうと思ったのに、反応の薄い母親に優希は剥れた。
「あっ、ごめんごめん。優希ったら凄いじゃない。飲尿なんて、なかなかできないよ」
慌てて驚いたふりをした。
「もういいよ。あたしの知らない『飲尿』って言葉を使ってるだけで、お母さんにはいつものことだとわかったから」
「あっ、でも、でも、お、お父さんのは、精子しか飲んだことないよ」
こんなときの優花がウソが下手なのは、両親の離婚問題のときから気づいていた。
「もういいって。それより早くしよ」
今日の母親の淫乱さを目の当たりにすれば、怒っても仕方ないことだと理解した。それよりも淫乱に目覚め始めた女体は快感を求めていた。
「おまんこを舐めて」
優希はシックスナインの姿勢になるために横になると、優花が顔を埋めやすいように足を開いて、太ももを抱え上げた。
しかし、優花は優希の期待した動きをしなかった。
優花は、寝そべる優希の顔に跨がったのだが、その向きがシックスナインとは逆だった。
「えっ?」
卑猥な笑みを浮かべた優花は、優希の顔を見下ろしながら腰を落とし、精液が滴る割れ目を娘の口に押し付けた。
べちょ…
放尿ポーズを維持した優花は、優希の顔に精液を擦り付けるように、軽く腰を回した。
「んぷぷっ」
苦しくなった優希が、母親の尻を持ち上げた。
「ぷはっ!な、なにやってるのよ!苦しいじゃないのよ」
優希は母親の割れ目越しに怒鳴った。しかし、鼻の穴に精液の入った間抜けな顔は、幾ら睨んでも迫力にかけた。
「なにって、お裾分けじゃないの」
「な、なによ、お裾分けって」
「さっき言ったでしょ」
「聞いてない!」
「そうだっけ?」
優希は、優花の割れ目越しに話しながら、無意識のうちに、べとつく口の周りを指先で拭い、それをペロリと舐め取った。
「あっ、優希が全部舐めたらダメだからね。あたしの分も残しときなさいよ」
「へっ?お裾分けってまさか…」
「そうよ。乱交のときは、中に出された精子は女同士で分け合うのよ」
「じゃあ、さっき言った、『おまんこの中をから掻き出して一旦口に溜める』って、あたしとお母さんがキスして精子を分け合うってことなの」
聞き流した言葉を改めて咀嚼した優希は、そのおぞましさにゾワゾワと身震いした。
「当たり前じゃないの。乱交の常識でしょ」
「うぇ〜」
「嫌ならウェットティッシュで拭くけど」
優花が尻を浮かしかけたが、それを優希が掴んで止めた。
「ダメ!」
「どうしたのよ」
自分の顔から離れていく母親の卑猥な割れ目を見ていて、優希はそれに気づいた。今の身震いの原因が、おぞましさからだけじゃなかったことを。
「お尻を下ろして」
「もお!ややこしい子ね。この淫乱な娘は、お母さんとお裾分けしたいのね」
「そ。やっぱりお母さんに似たみたい。だから、そのとろとろのおまんこ、舐めさせて」
「しょうがないなあ」
そう言いつつ、嬉しくて仕方がなかった。優花はゆっくりと腰を下ろした。