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安倍川貴菜子の日常
【コメディ 恋愛小説】

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安倍川貴菜子の日常(1)-7

「えっ、ええっ!?一体何をしたんですか?」
「ああ、私の力の一部を指輪に込めたんじゃよ。これで貴菜子ちゃんも少しだけ力が使えるようになる。但し、この力はクリスマスまでの限定付きだがね」
笑顔でウインクをしながらとんでもない事を言う幸一郎に呆気に取られた貴菜子はただ指輪を眺める。
そして、幸一郎はチョコと話しているクリスに声をかけるとその場を去っていったのだった。
「幸一郎様、よろしいのですか?あの娘は確かに素直で明るい子ですし存在的にも幸一郎様に近いかもしれませんが、護さんの事を話したり力をお分けしたりする程の娘だったのでしょうか?私には正直に申しまして幸一郎様の意図が見えません」
クリスは眼鏡を掛け直すと困った様な表情で幸一郎を見るのだった。
すると幸一郎は笑いながらクリスに自分の意図を話すとクリスはため息を吐きながら「わかりました」とだけ答えた。


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