性交用下着を選ぶ2-1
「......はい......」
尻の下でみるみる膨らむ男根を感じながら、友梨奈は震える手でマウスを持った。
どの下着も、着用したモデルが胸や尻を強調したポーズで体をくねらせていた。
股間に穴が空き、脱がずに男根を挿入できるものや、まるで単なる紐のようなもの、フルバックで尻を覆うかと思えば、薄くて性器が丸見えのもの、どれもこれも男を射精させるためだけの下着であった。
コスプレ、性風俗の店のユニフォームのコーナーでは、一見学生の制服に見えながら、スカートが極端に短く尻の半分しか覆わないくらい短いものや、アニメのキャラクターを模したと思われるこれも極端にスカートの短い衣装が並んでいた。
ベビードールやキャミソールも、実用性は皆無で、単に男を喜ばせるためだけにデザインされたものだった。
「たくさん選びなさい。それからオマンコに入れるのとお尻に入れるバイブもね。リモコンが付いたものが良いね。」
友梨奈は夢中でいくつもの下着やキャミソール、バイブをカートに入れ、精算を行った。
「後はピルだね。個人輸入のサイトで買いなさい。」
今までたくさんの女達に同じことをさせていたのだろう。並んだ製品の中から一つを選ぶと、迷うことなく精算をした。
「友梨奈さんもこのカードで買物をいくらでもして良いんだよ。番号をかいておきなさい。それから後で生活費をあげようね。」
タケシの勃起した股間から尻を上げると、友梨奈は床に手をついた。
「......何から何まで......本当にありがとうございます。」
タケシは無言で友梨奈を引き寄せると、友梨奈とベチャベチャと舌を絡め始めた。
ついさっき射精したばかりだと言うのに、タケシの股間は気味が悪いほど盛り上がっていた。
友梨奈はケンジが急に帰ってきたらどうしようという怯えと、タケシを喜ばせるために購入した様々な下着やベビードール、バイブのことを思い、それらを使ってタケシの男根に奉仕する自分を想像し、ジワリジワリと汁を流し始めていた。
最初に美幸との性交を見せられ、無理やり精飲を命じられたときには、驚きと恐怖で声を上げて泣いた。
しかしタケシの男根に仕えない限り生きていくことができないというという現実を突きつけられ、ケンジが元気になったらすぐに家を出て、再び平和な家庭を築く事を想像し、それだけを頼りに日々を生きていた。
ケンジと二人で生活するようになったら、ケンジの男根で妊娠させて欲しい。
それまでは薬を飲んで何が何でも避妊をしなければならない。
しかし一方でタケシの巧みな性技と、巨大な男根で与えられる快感はこれまで経験したことがないものであった。
友梨奈は次々に口中にたらし込まれるタケシの唾液を音を立てて飲みながら、無意識に大きく膨らんだタケシのズボンの前を愛撫し、小さく喘ぎ声をあげ始めていた。