性交用下着を選ぶ-1
階上のケンジの様子を伺ってから、先日のように二人は風呂に入り、シャワーで体を洗いあった。
「美幸さん、どうしたんでしょう。全然いらっしゃらない......」
「ああ、子供がインフルエンザに罹ったのと、旦那がテレワークで一日家にいるってことでね、家を出られないらしいよ。
メッセージは来ていたような気がするねぇ。
後でスマホを見返してみよう。
なんと言っても私の子供だからね。」
二人は風呂を出ると手早く体を拭き、何事もなかったかのようにふるまった。
友梨奈は性器に奥深く差し込まれた太い男根の感触が残り、いつまでも緩やかな快感が止まらないのと、ケンジへの罪悪感のため、納戸に座り込み、暫くぼんやりとしていた。
ほんの数ヶ月前には考えられなかった生活である。
ケンジは元気に友梨奈を抱きしめ、その美しい体を褒め称え、数え切れないほど性交を行った。
二人は都会での生活を満喫し、明るい将来を疑ったことがなかったのである。
居間ではタケシがノートPCを覗き込んでいた。そうだった、通販サイトの使い方を聞かれていたのだった。
「お義父さんごめんなさい、お買い物ですよね」
「うん.....ここに来なさい。」
タケシはあぐらをかいた自分の前を指差した。
「あ.....でも......」
ケンジが二階から降りてきたことに気づかなかった場合、友梨奈はその格好ではすぐに離れられない。
そう思ったのである。
「ケンジは珍しく友だちに会うと言って、さっき出ていったよ。良いから来なさい。そういうのも似合うね、何というのかね。」
「あの.....レギンスです」
友梨奈はタケシが気にいるように、胸が大きく開いて谷間が見えるニットのカットソーと、尻を強調するレギンス姿だった。
タケシの粘りつく視線を受けながら、友梨奈は大きな尻をそっとタケシの股間に置き、後ろから抱きかかえられながら、PCの画面を見た。
「あ......」
そこには「性交用品専門店」というコンテンツが表示されていた。
性交様下着、コスプレ、ピンサロ制服、セクシードレス など友梨奈が普段見慣れないタイトルがあちこちにあり、ローターやバイブレーター、ローション、アナルビーズといった性交を楽しむ道具もたくさん表示されていた。
「実は友梨奈さんに教えてもらうことなんてなにもないの。
私は大昔からPCを使っているしね。でも何を買おうか迷っていて、それを二人で考えたかったんだ。」
友梨奈の尻の下で、タケシの男根は熱を持ち始めていた。
タケシは友梨奈の首筋に鼻を押し付け、盛んに匂いをかいでいた。
「友梨奈さんはいつも雌のいやらしい臭いがして本当に良いね。いい匂いだ。
さてと、下着、キャミソール、ベビードール、このあたりのカテゴリから、いやらしのを選びなさい。」