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城ガール・幽囚
【鬼畜 官能小説】

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石殿山城落城-1

 助左の性技の上達ぶりは目覚ましかった。あらゆる体位も難なくこなし、女たちを喜ばせるコツも学んだ。たどたどしかった腰使いも今ではすっかり板につき、女を絶頂に導いてから自分もイクなどという、プロの竿師顔負けのテクニックも使う。
 どこか卑屈で、いつもオドオドと人の顔色ばかりをうかがっていた助左の面影はない。今は自信に満ち溢れ、制服を身に着ければエリート高校生で通用しそうだ。
 変わったのは助左だけではない。昼夜を分かたず男の精を注がれ続けた女たち。はち切れそうな若い肉体に柔らかみがでて、若妻のような色気さえにじみ出ている。陽の当たらない肌は蒼白い光を放ち、化粧気のない顔とともに艶めかしい美しさを醸し出す。

 そして一週間が経過した。
夜・・・。まんぐり返しの大股開きにされた麻衣の秘壺を杯に、源造が酒を飲む。あの肉の狂宴で味を覚えて以来、これが毎日の日課なのだ。
「ねえ父ちゃん」
助左が話しかけた。
「今日お巡りが訪ねてきたんだ」
「なにッ!」
パックリと開ききった肉アワビに舌を這わせていた源造が、驚いて顔をあげた。
「家の中をキョロキョロと覗いてたけど、俺、父ちゃんがいないから分からないって言ったんだ。そうしたらまた来るって」
「ふーむ、なぜ分かったんじゃ」
充血してヒクついている女の貝柱をじっと凝視しながら、最善の方法を思案する。その日焼けした顔が蒼ざめて見える。
「もしかしてスマホッ。GPS機能が付いてるから場所が分かっちゃうんだッ」
「なぜそれを早く言わんッ」
「だって・・・」
「まあ良い。こっちには人質がいるんだ。警察も迂闊には手を出せまい」
そうは言ったもののやはり不安なのか、酒のペースがいつもより早い。麻衣の肉猪口に乱暴に安酒を注ぐと、味わう余裕もなくすすり上げた。


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