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ある夫婦の体験
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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ある夫婦の始まり-16

あきらは、さえの気がかわらないうちに話を進めようとしていた。
「さえ、相手の人なんだけど」と話始めた。
「あっ。はい」
「お互い知り合いじゃない人ということは、ネットで、探すしかないと思うんだ」
「そうだよね。でも怪しい人は嫌だよ」
「わかってるよ。もちろんそうするよ。
実は、いい人が見つかったんだよね」
「早くない?」
「運が良かったのかも。実は、明日会う約束をしたんだ。俺一人で会って大丈夫か確認してくる」
「会ってもいいと言っちゃったし、あきらを信じてるから任せるわ」
あきらは、ほっとした。
実際には、鈴木さんには会わないが、辻褄が合う要に話は、すべて行った。
「さえ、会って話をしてきたよ」
「ほんとに会ったんだ」とさえは驚いていたが、あきらは、話を続けた。
「名前は鈴木誠って言って、年齢も52才だし優しそうな人だった。さえの言っていた人とも同じだと思うよ」
「会うだけだからね。セックスは、しないからね」と念を押された。
「わかってるよ。さえが嫌だったらそれで終わりだから。とりあえず食事に行こうと思う」
「食事だけだよ」
「大丈夫だよ。日時はどうする?子供のこともあるから、昼間になるよね。さえのパートが休みの来週の水曜日にしようか?」
「私はいいわよ」
「じゃあ明日鈴木さんに聞いてみる」
といい二人は、眠りについた。
翌朝あきらは、鈴木さんに連絡した。
「来週の水曜日の12時に上野のレストランはどうですか?」
「はい。大丈夫ですよ。都合をつけますので」
「ありがとうございます。宜しくお願いします」
「こちらこそ宜しくお願いします」
あきらは、ウキウキしながら仕事をして帰宅します。
「鈴木さんに連絡したよ。来週の水曜日の12時に上野のレストランに決まったよ」
「お酒はないよね?」
「もちろん。飲まないようにしてもらった」
いよいよ寝とられが実現しそうになり、あきらの妄想もひろがっていった。
さえは、いつもと変わらずといった感じだ。


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