悪夢の幽囚生活-4
全身に脂汗を滲ませながら、哀れなメス馬が行く。思い助左を背負い、乳を乱暴に揉みしだかれ、鞭に追われるその姿は地獄絵以外のなにものでもない。
のびやかに発達した肢体に弾むような筋肉。素晴らしい均整美はまさにサラブレッドだ。ホイップクリームのような肌のりかが白毛なら、亜麻色に日焼けした麻衣は栗毛か。脂汗が全身に回り、てれてらとした毛並みが妖しい色気を放つ。華麗な競走馬・・・。が、其の実重い鉄ソリを引かされ、容赦なく鞭を打たれる哀れなばん馬に他ならない。
ばんえい競馬さながらの過酷な訓練は続いていた。セピア色にすぼまる小さな菊の蕾。鞭を捨てた源造が左右の中指をしゃぶって唾液まみれにさせると、無数のシワが刻まれた尻穴の中心にあてがった。
「ヒッ!」
「ウッ!」
汚辱の器官を触られて、女たちが狼狽して悲鳴をあげた。当然足も止まる。
「走れと言うとるのに。困ったメス馬たちじゃ」
(きつい仕置きをしてやる)
ニタリと笑った源造が、キュッと絞り込まれた菊座の中心に指先を押し込む。
「くっ!」
「むっ!」
潜り込んでくる指から逃れようと、メス馬のピッチがあがる。
「やめて!お願いだからもうやめてくださいッ!」
りかが叫べば
「いやあッ!お尻はいやあッ!許してくださいッ!」
麻衣も喚く。
(ふふふ、こいつはたまらん・・・)
指が食いちぎられるような肛肉の締まりと、女たちの悲鳴がなんとも心地よい。源造はさらに深く捻じ込み、ゆっくりと指を出入りさせはじめた。
「グウウッ」
「アウウッ」
女たちの食いしばった歯の間から嗚咽が漏れる。
「人馬一体とはこのことよ」
身体は一つで顔と尻は二つ。結合双生児とかした女子大生メス馬の尻の穴に、中指を抜き差ししながら時には回転を加える。源造の嗜虐感はいやが上にも昂ぶり、さらに激しく肉孔を責め続けるのだった。
「走れッ!走らんかッ!」
メス馬のアヌスに指を突き入れたまま、源造ががなり立てる。
ハアッハアッ・・・
ゼエッゼエッ・・・
美しい毛並みを汗でてからせて必死の形相で歩を進めるメス馬。それも歩速が落ち、ついには動かなくなった。
「どうしたッ!動かんかッ!」
「もう・・・歩けません・・・」
音をあげたりかが尻を高くあげたまま崩れ落ちる。
「わたしも・・・」
麻衣も身を投げ出すように倒れ込んだ。
乗馬プレイは終わったが、縄を解かれたわけではない。
「ケツの穴でもご馳走になるか」
源造が汚い褌を解くと、りかの腰を抱えた。助左もブリーフを下ろして麻衣の後ろに回り込む。親子で尻穴を犯そうというのだ。
女たちの顔が青くなる。この四日間でアナルを犯されるのは初めてではない。だが快感とは程遠く、おぞましさが消えることはない。
「源造様ッ、それだけはお許しくださいッ!普通にッ、普通に抱いてくださいッ!」
「助左衛門様ッ、何でも言うことを聞きますからッ、それだけはお願いッ、やめてッ!」
引き裂かれる恐怖に激しく美貌を振り立てた。だが男の硬直した肉茎は青スジを浮き立たせ、透明なトロ汁を溢れさせながら主の突撃命令を待っている。
「アウッ」
「グウッ」
短い悲鳴は灼熱の肉棒がアヌスに振れたからだ。
「メス馬のお前らにはこれぐらいのデカマラじゃなければ物足りんじゃろ」
馬並みのイチモツをぐいぐいと強引に割り込ませた。隣の助左もそれに倣う。
「痛いいッーーー!やめてえッーーー!」
「うへへへ」
「抜いてえッーーー!やめてえッーーー!」
「ぐへへへ」
メス馬の金切り声と男たちの蛮声が交互に響き渡る。
メス馬たちの悲鳴を楽しみながら、鬼畜な親子は本格的に腰を動かしはじめたのだった。