夜の狂宴の前に 香澄の性春 その4-6
「おい、香澄。」
雅也は香澄から口を離すと、そのまま香澄の目の前に立ち、ブリーフを下げようとした。
香澄はその意図を察し、自ら手を伸ばし、雅也のブリーフを脱がせ、
どくどくと脈打っている雅也のペニスを握りしめた。
「ああ、やっぱり違うんだ。」
「なにが?どうかしたのか?」
「ううん。やっぱり、ペニスって、人それぞれみんな違うんだなて思っただけ。」
「なんだ、みんな同じだと思っていたのか?」
「ううん。ただ、全然違うんだなって思ったの。
形も、太さも、長さも。
それに、硬さも全然違うのね。」
「そうか。いろいろ試してみたかったってことか。」
「ええ。匠君のと豊君のも、全く違っていたけど、
それが普通なのか、特別なのかって、ずっと気になっていたの。」
「確かに匠のはでかいよな。でも、太さだけだったらそこにいる達也には及ばないぜ。」
「そんなに太いの?」
「ああ。後で実際に確かめてみるといいさ。
自分の手で、自分の口で、そして自分のオマ〇コで。
それでなきゃ本当のことはわからないからな。」
「ああ。そうなのよ。そうやって、自分でちゃんと確かめたかったの。」
「初体験の後、ずっとそんなことを考えていたのか?」
「ええ。でも、実際は匠君とのセックスもなかなかできなくって。」
「したくなったらこのアパートに来ればいいさ。
オレがいなくても、この部屋でごろごろしている奴は、必ず2,3人はいるからな。」
「ねえ、その人たちと、自由にしてもいいっていうこと?」
「ああ。ただ、お前……香澄が気に入ったら、でいいんだぞ。
無理してすることはない。」
「じゃあ、わたしが試してみたかったら試してみてもいいのね?」
「ああ。もともとがそういう集まりなのさ。こいつらも、綾乃も史恵も。」
「匠君は?」
「さっきも言っただろ?匠はお前にゾッコンさ。
ただ、セックスを知ったばかりの男はやたらとやりたがるもんだ。
させてくれる女がいたら、そいつの言いなりになることだってある。
まあ、今回のことは、オレに免じて許してやってくれ。
お前に惚れてるっていうことだけは間違いないことだからな。」
「ああ。だって、わたしだって、こうして雅也さんのを咥えながら、
健さんにバックから突かれているんですもの。
匠君のことをとやかく言えないわ。」
「じゃあ、問題なし、ってことでいいんだな?」
「ええ。匠君の心はわたしに向いていてほしいけど、身体まで束縛するつもりはないわ。
そしてそれはわたしも同じこと。
わたしの身体はわたしのものだもの。」
「そっか。香澄の身体は香澄のもの。
だから、香澄が望むなら、誰に抱かれても構わない、っていうことだ。」
「あ、ああ、そ、そうよ。あ、いい、す、凄い、いい。
突き刺さる、感じ。」
「ああ。健のは錐みたいんだからな。
奥の方に突き刺さるのが堪らない、っていう女も多いんだ。
こいつら、結構個性的なものの持ち主だから、存分に味わうといいさ。」
雅也はそう言うと、健に合図をした。
「なんだ、もうチェンジかよ。
せっかくオレが耕して潤い豊かなオマ〇コにしたって言うのに……。」
「そういうな。香澄の口も、なかなかのもんだ。お前も咥えてもらうといい。」
雅也は健と交代し、香澄の腰に手をかけた。
「香澄。オレの上に跨って、そのまま健のを……。」
香澄は仰向けになった雅也に跨り、ペニスを握りしめると、
股間をのぞき込むようにして割れ目にあてがった。
そのまま腰を落とすのではなく、前後にゆすりながら、
割れ目に擦りつけ、うっとりとした表情をした。
「ああ、いい、これ。気持ちいい……。」
そう言って開いたままの香澄の口に、
香澄の愛液たっぷりに包まれた健のペニスが差し込まれる。
香澄は健のペニスに絡みついたままの自分の愛液を、
舌先で舐めながら、健の太腿にしがみついた。
そんな香澄の、あまりにもストレートな姿に我を忘れていた史恵も、
香澄の動きに刺激され、脈打つペニスを突き出してきた達也と悠司の太腿を抱え、
2本のペニスを握りしめ、交互にしゃぶり始めた。
自分の身体の上で飛び跳ねるように動き始めた綾乃の胸を揉みながら、
匠は串刺し状態にされて喘ぐ香澄をじっと見つめていた。
瞬く間にアパートの一室は酒池肉林状態へと変わった。
綾乃と史恵が計画していた通りに、匠と香澄がメンバーに加わった。
状況によっては、香澄をレイプまがいの行動で脅し、
男たちの欲望を叶えさせようと考えていた綾乃だったが、
綾乃の想像以上の香澄の性的欲求が、事態を想像以上に進めていた。
香澄にとっても、初体験の時の男女2人同士の4Pに続いて、
初顔合わせの男子4人を同時に相手にする5Pさえ経験をし、
切望していた匠と豊のほかに、
さらに4本の個性的なペニスを手にすることができたのだ。