女-1
和子は夕飯の片付けが終えて缶ビールを一本飲んだ。久し振りにアルコールを入れたので少し酔っぱらいながら、脱衣所で服を脱いで風呂場に入る。
「ちょっと母さん何入ってきてんだよ」
隆行がいることも気づかずに裸のまま相対して動揺したが、酔ったせいか気分が高揚してそのまま一緒に入った。
「利き手怪我して洗うのも大変でしょ。母さん手伝ってあげる」
和子は両手を泡立てて隆行の体を優しく擦る。隆行は一瞬たじろいだが体に触れられると抵抗せずに任せた。隆行は和子の裸体に目を奪われていた。隆行の視線をひしひし感じていたが、和子は気にせずに洗う。
「ここも洗わないとね」
和子は隆行の素直に膨らんだ性器を両手で掴んで丁寧に指で擦る。
「この腕じゃ満足に出来ないでしょ」
「うん。たまってるんだ」
隆行の玉袋を優しく揉んで、亀頭の敏感な部分を弄ると荒っぽい息が漏れた。根元から幹を上下に擦って息子が果てるのを待った。
「母さん」
いきなり隆行が和子の腕を制して抱きついてキスしてきた。舌が捩じ込まれてきて、その強引さに抗えなかった。痛いくらい強く乳房を掴まれたが、乳首をつままれると快感に酔った。
隆行にせがまれて性器を口に含むと理性を失って無心で吸いついた。和子にとって久し振りの男性の味は息子だったが、十代の若い男性器は格別なものがあった。
二人ともセックスに進むことに何の躊躇いも起きずに体を重ねて夢中になって動いた。親子だから目を逸らしてはいたが、喘ぎ声を共鳴させて絶頂を昇っていく。
隆行が散ると、和子の肉体の上に覆い被さって倒れ、母親が背中を抱いて包んだ。