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孝行息子
【母子相姦 官能小説】

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-1

隆行が非行に走ったのは中学の終わり頃で、丁度母親が離婚して正社員として働き始めて、親子の時間が充分に取れなくなった時期と重なった。
高校に入ると、夜家を脱け出して悪い仲間と繁華街を遊び歩き、警察に補導されることもしばしばあった。変な薬には手を出していないようだったが、酒やタバコの臭いをさせて朝方帰宅する息子に母和子は何も言えなかった。
そんなとき、隆行の仲間の一人がバイク事故で亡くなった。隆行も巻き込まれたが幸い腕の骨折だけで済んだ。
「もうバイクは乗らないで。今度は骨折だけじゃ済まないよ」
流石に和子は今回のことで言わないわけにはいかなかった。だが、隆行は聞かない。
「怪我してやめたら馬鹿にされるよ。治ったらまた乗るから」
 
隆行は腕の怪我が完治するまでの間は外に出歩くことも減り、和子を安心させた。仕事は隆行が高校三年になったとき体を壊してパートに変わった。週四日勤務で何とかやりくりして親子の生活を成り立たせている。
仕事を終えて隆行と一緒に夕食を食べるのが和子の楽しみになった。会話も増えた。
「隆行は進路どうするの?」
「さあな」
「ちゃんとしなさいよ。将来後悔するのはあんたなんだから」
「へいへい」


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