投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

芳恵叔母―フルハウス
【近親相姦 官能小説】

芳恵叔母―フルハウスの最初へ 芳恵叔母―フルハウス 29 芳恵叔母―フルハウス 31 芳恵叔母―フルハウスの最後へ

慰め合う-1

 牧子は僕を浴室から追い出した。
「わたしもお風呂に入ってしまいますね。娘にそう伝えてくださいな」
そう言って、浴室扉を閉めてしまった。
 脱衣場にいる僕は、すりガラス越しに水着を脱ぐ牧子を眺めていたが、心の声が、
(それは覗きじゃないか!)
と僕を諫める。僕は急いで、牧子が用意してくれたバスタオルで湿り気を拭い、身支度を整えると、芳恵がいるであろう居間へと歩いて行った。
 なんだか牧子にはぐらかされ、弄ばれた気がした僕は滅入っていた。本当はただ、僕のカラダを洗ってくれただけで、大きくしてしまった僕の陰茎を優しく宥めてくれただけなのかもしれないのだが。
 「さすがに疲れたのね?」
芳恵がテレビの前に座り、その横に座れとばかりに床をポンポン叩きながら言った。
 「い、いや・・・。元気だよ」
僕は座り、芳恵を見ると、彼女こそ青い顔をしている。
「芳恵は・・・?・・・そうだよなぁ。目の前で人が亡くなったんだし・・・。それも・・・」
レイプ中に亡くなった、と言おうとして、さすがに口を噤んだ。
 芳恵も思い出したくないのだろう。慌てて話題を変える。
「お母さんは?」
「今、僕と交代でお風呂」
「遥香ももうお休みよ」
芳恵はそう言うなり、僕にピタリとカラダを寄せてくる。僕は彼女の肩に手を回し、抱き寄せる。芳恵の唇が近づいて、僕は唇を合わせると、芳恵の手が僕の股間に這い寄った。
 「やっぱり・・・元気ないのね?」
彼女の手が僕の、先ほど射精したばかりの陰茎をそっと握る。
 「だ、大丈夫さ。・・・あとでおいでよ」
抱かれて忘れさせて欲しい、と芳恵が目で訴えかけているような気がした。牧子が風呂から上がり、芳恵が風呂を出る頃には、幾分かの余裕がある。そして寝床に入れば今度は芳恵の手の中だ、きっと勃起を果たしていると素早く計算してしまう。
 「芳恵はどうなの?」
囁くように言い、芳恵の局所に手を近づければ、彼女は触れやすいように足を開く。下着を潜り抜け、芳恵の秘所に指を落とせば、そこは微かに潤っていた。
「オンナは強いの・・・」
そう言ってクックと笑い、
「キスして。触って」
と囁いた。
 指を芳恵の中に潜らせた。締め付けがキュッキュと始まる。僕の指を待っていた、というかのように。
 指を二本にして芳恵を探る。
(ここに・・・アノ老人の、亀頭のないペニスが・・・)
芳恵はここにペニスを挿入されてしまったのだ。四肢の自由を奪われて。その衝撃的な姿、芳恵の、デスクに載せられた肉々しくも白い肌が、瞬間、脳裏に蘇る。
 僕は芳恵の手を取って、股間に引き寄せた。
「あ、大きくなってるね」
芳恵が嬉しそうに目を細め、僕の段々と大きくなり始めた陰茎を握った。
 僕は腰の奥に熱いものを感じていた。それは、芳恵をレイプした鴨居老人への嫉妬心だった。
(芳恵はやっぱり、あの老人に犯されて、イッたんだろうか?)
そう思った瞬間、芳恵が小声で叫ぶように言う。
「んふ、ボッキしたわ・・・。今晩も元気なアナタにお布団の中で思い切り愛して欲しいの。・・・復活してくれて、よかったぁ」
ところが僕の胸の内は嫉妬心でいっぱいだった。亡くなった老人に芳恵を掠め取られたような気がしてならない。怒気と淫猥さが入り混じる、不思議な感覚が僕を勃起させていた。
 「ああんッ、強いぃ・・・」
甘えた声でたしなめる芳恵の、クリトリスを僕は親指で強く揉んだ。彼女は身を捩りながら、腰を揺らし、その強い刺激は満更でもなさそうだった。
 「あ、あ、あ、イ、イキそう・・・」
芳恵のクリトリスをそうして虐めつつ、二本指の出し入れを速めた。人差し指と中指の股に、芳恵の蜜がたまってゆく。彼女のすぼまりにも薬指を送り込んだ時、芳恵のカラダがひときわ大きく、ぶるっ、と震えた。絶頂を迎え、芳恵のカラダが僕にもたれかかる。しっかり抱きしめ、僕の中に嫉妬という暗い感情が芽生えているのを噛み締めていた。
 「芳恵、お風呂あがったわよ」
不意のことだった。芳恵のカラダを慌てて離し、芳恵も飛びのいた。慌てて振り返れば、牧子が慌てて顔を伏せるのが見えた。
 「お風呂、いいわよ」
牧子が再び呼びかける。その声は少し上擦っていた。
 「あ、はい。い、今、お風呂いただきます・・・」
芳恵がようやっとそう答えると、牧子は、
「な、なんだか喉が渇いたわ。・・・き、今日は見たい番組ないし。さ、先にお休みします」
と、捨てるように言い、足早に冷蔵庫のある台所へと小走りした。
 牧子が居なくなってすぐ、芳恵が囁く。
「お母さん・・・。見られたわよね、はっきりと・・・」
頷く僕に、芳恵は困った顔をして、頬にキスして出て行った。
 はっきりと、とは、恐らく僕らのセックスを盗み見ている牧子を思い出してのことだろう。寝床の電気スタンドひとつの明かりと違い、今の明るさは、僕らの抱き合う姿をはっきりと見られたのだ。
 僕は何となくテレビを消し、照明を落として居間を後にした。布団の中で芳恵を待つことにしたが、ふと牧子が気になって、台所に行ってみる。足を忍ばせ、近付けばまだ、台所には照明が灯っている。
 冷蔵庫の前から、切ない忍び泣きが聞こえた気がし、窺えば、牧子の、床にしゃがみ込む背中が見えた。その背は震え、微かな喘ぎ声が聞こえた。彼女は台所の前で、恐らく自慰に耽っているのかもしれない。長物野菜が彼女のまだ見ぬ秘部に激しく出し入れされている様が目に浮かび、股間が苦しくなった。
 僕はそっと後ずさりする。寝床に帰りつつ、ふと考える。
(牧子はアレで満たされるんだろうか?)
芳恵に許されるのなら、牧子も抱いてあげたい。いや、抱いてみたい、心の底からそう思った。



芳恵叔母―フルハウスの最初へ 芳恵叔母―フルハウス 29 芳恵叔母―フルハウス 31 芳恵叔母―フルハウスの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前